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OBC、「奉行クラウド」とSCSKの「CELF」をAPI連携

週刊BCN+ / 2022年5月18日 13時55分

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 オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、業務クラウドサービス「奉行クラウド」と、SCSKの業務アプリを開発できるクラウドサービス「CELF(セルフ)」をAPI連携した。
 

 昨今、企業や従業員の競争力を高めるため、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が求められている。こうした動きは、大企業のみに求められているわけではなく、人手不足による生産性向上ニーズが高い「中小企業にこそDXが必要」であるといえる。行政でも中小企業がDX推進に活用できる助成金や補助金を用意し、取り組みを後押しし始めている。

 こうした背景の中、OBCは「奉行クラウド/奉行クラウドEdg」を中心に企業の財務会計・人事労務・販売管理のDXを推進し、従業員の生産性向上を支援してきた。さらに今回、SCSKのCELFと連携することで、財務会計・人事労務・販売管理の周りに存在する、各種Excelで賄われている業務の効率を大幅に高め、バックオフィスの競争力強化を実現する。

 具体的には、「奉行クラウド×CELF」を提供するにあたり、多くの顧客が課題と感じられている八つの業務領域に対して、課題解決テンプレートを無料で提供する。さらに、業務テンプレートだけでは解決できない困りごとは、顧客がCELFで業務アプリを作成することが可能。CELFは、全ての奉行クラウドのデータと直接つながる。奉行クラウドで管理している部品や取引先・社員情報などのマスタデータ、仕訳伝票や売上伝票などの実績データを活用して、自分たちで業務アプリ化し、Excelの限界を超えた業務を実現することができる。

 奉行クラウドは、コンセプトである“つながる・ひろがる”を具体化し、CELFをはじめとしたさまざまなクラウドサービスやオンプレミスのシステム、デバイスなど、奉行オープンAPIを利用してデータ連携することで、業務を自動化し生産性を大幅に向上できる。

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