鈴与シンワート、「あさレポ」の契約デバイス数が8万台突破

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　鈴与シンワートは、運転前アルコールチェック＆検温クラウドサービス「あさレポ」の契約デバイス数が8万台を突破した。また、デバイスの10万台増産を開始し、急ぎの企業にもすぐにデバイスが届く体制を整えた。

　あさレポは、出勤前にアルコールチェックと検温を実施し、一元管理できるクラウドサービス。飲酒運転や発熱時通勤を予防する。白ナンバー車保有事業者のアルコールチェック義務化にも対応する。

　専用スマホアプリのログインにはAI顔認証を採用。アルコールチェック時にも、事前撮影した顔写真をもとに本人確認することで「なりすまし」を防止する。また、GPS機能でアルコールチェック時・検温時の位置情報も取得する。

　呼気中アルコール濃度測定と検温を1台の携帯デバイスで実施することが可能。Bluetooth対応のため接続用ケーブルは不要で、操作は全てポケットに入る携帯デバイスと専用のスマホアプリで行うことができる。

　ユーザーが測定したデータは、クラウドサーバーで一括管理が可能で、ユーザー登録も利用者自身で簡単に行うことができる。また、異常値を検知した際には管理者にメール通知をするため、迅速に交代運転手の手配も可能となる。

　同社では今後、あさレポと連携した運転日報サービスなど、管理者や担当者の業務負担を軽減するサービスを積極的に展開していく予定。

　利用料金は、対応デバイス「XENSE 82BT」（SEIKOIST製品）が7700円／台、サービス初期登録が無料、定額プラン（使い放題）が月額1100円／ユーザー、従量課金プランが1日110円／ユーザー。