ジェイズ・コミュニケーション、「Vade for M365」の取り扱いを開始
週刊BCN+ / 2022年9月7日 16時57分
記事の画像
ジェイズ・コミュニケーションは9月6日、仏Vade Secure(Vade)と販売代理店契約を結び、サブスクリプション型メールセキュリティ「Vade for M365」の取扱開始を発表した。
昨年末から再び猛威を振るっているEmotet(エモテット)をはじめ、標的型、フィッシングやランサムウェアなどサイバー攻撃の90%以上がメールを起点にしているといわている。とくに、Microsoft 365は約2.6億人という多くの企業ユーザーに世界中で利用され、メールだけでなくOneDriveやSharePointも侵害可能なシングルエントリーポイントとして狙われるため、フィッシング攻撃の最大のターゲットとされている。しかし、Microsoft 365メール標準のセキュリティ機能では、未知の脅威や亜種のマルウェアへの対策が不十分であるといわれている。
今回取り扱いを開始するVade for M365は、Microsoftが提供するAPIを利用したクラウドベースのサブスクリプション型ソリューション。AIを活用した機能をAPI連携することでMicrosoft 365と一体化した多層防御を実現する。メールサーバー環境にインストールする必要がないため、慣れ親しんだユーザー体験を一切損なわずにメールセキュリティを強化することができる。
ジェイズ・コミュニケーションでは、セキュリティソリューションのラインアップにVade for M365を加えることにより、メールセキュリティ対策の強化を提案するとともに、昨今高まるセキュリティソリューションのサブスクリプション型サービスのニーズに対応していく。
Vade for M365の主な特徴は、17の特許を取得したAI、24時間体制のVadeエンジニアによるタイムリーなフィルタ更新、行動アルゴリズムによって分析されたパターンを利用し、Microsoft 365メール標準のセキュリティ機能EOP(Exchange Online Protection)をすり抜ける未知の脅威も確実に検知する。
また、導入構築工事が不要なため簡単に導入が可能。「Emotet」「COVID-19」など話題のキーワードを利用してメールログを高速検索し、APIを利用して受信トレイの操作をすることもできる。
全世界で5000社以上のさまざまな業種で導入実績があり、計10億個以上のメールボックスを保護している。国内大手キャリア3社でも採用され、市場での高い評価を得ている。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
AV-コンパラティブズ、エンタープライズサイバーセキュリティソリューションの2024年高度脅威防御テスト結果を発表
共同通信PRワイヤー / 2024年11月19日 16時37分
-
Vectra AI、Microsoft の顧客へのサイバー攻撃に対抗するAIプラットフォームを拡張し、ハイブリッドおよびマルチクラウド防御を強化
PR TIMES / 2024年11月15日 14時40分
-
DX・クラウド時代のためのゼロトラストソリューションRevoWorks ZONEを開発
PR TIMES / 2024年11月10日 23時40分
-
約3分の1の企業が、2024年にデータ損失被害を受けたことが明らかに
PR TIMES / 2024年11月1日 19時40分
-
CyCraftの特権アカウントリスク検出サービスXCockpit IdentityがEntra IDアカウント管理のサポートを開始
PR TIMES / 2024年10月30日 10時15分
ランキング
-
1関西財界訪中団、邦人の安全確保に懸念 短期ビザ免除再開に期待も 投資意欲は持続
産経ニュース / 2024年11月25日 18時19分
-
2「トイレ流せない…」水道代にも値上げの波 千葉で水道代を2割“値上げ”方針 住民からは悲鳴も【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月25日 21時9分
-
3トヨタ、北京の営業拠点閉鎖 中国合弁、天津に集約へ
共同通信 / 2024年11月25日 20時22分
-
4災害に備えて家に食料を蓄えていますが、出先の対策が全くできていません…。普段から何を持ち歩けばよいでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月24日 3時50分
-
5〈サイゼリヤのメニューに異変?〉「値上げして良いからメニューを充実させて」との不満投稿に広報の回答は?
集英社オンライン / 2024年11月25日 17時44分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください