Sky、クライアント運用管理ソフトの最新版「SKYSEA Client View Ver.18」
週刊BCN+ / 2022年9月27日 15時50分
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Skyは、企業・団体向け クライアント運用管理ソフトウェアの最新版「SKYSEA Client View Ver.18」を9月26日に発売した。
最新版では、スマートフォンなどモバイル機器の安全な運用管理を支援するMDM機能を強化。また、PCの潜在的なリスクを検知するPC環境診断機能や、EDR製品との連携機能を拡張するなど各種改善を加えた。テレワークなど、多様化する組織のワークスタイルをエンドポイントセキュリティの強化を通じてサポートする。
具体的には、テレワークなど多様化する働き方に欠かせない、スマートフォンやタブレット端末の安全な運用管理を支援するモバイル機器管理(MDM)機能を強化した。端末の登録作業の簡略化やアプリケーションの一括配布に対応するなど、各種機能拡張を行った。また、同機能の利用に必要なサーバー環境の一部を同社がクラウド上で構築。導入の負担を軽減できるようにした。
PCの環境を自動診断し、リスクを検出してユーザーに通知する「PC環境診断」機能では、新たに診断結果の一覧表示や各種設定がまとめて行える専用画面を搭載し、リスクの確認や必要な設定をしやすくした。
未知のマルウェアをふるまい検知で素早く発見・隔離する「FFRI yarai」との連携機能を強化。感染PCがネットワークから遮断された状態でもFFRI yaraiサーバーとの通信を維持し、マルウェアの検体収集やポリシー設定の配布など、同製品の機能を継続して利用することができる。
管理コンソールの起動パスワードがよりセキュアな内容となるように、最低文字数や入力必須とする文字種別などの設定条件を指定できるようにした。また、パスワードの有効期間を設定できるようにし、期間を過ぎるとメッセージで通知することで、定期的な更新を促せるようにした。
Webシステムで申請・承認して持ち出せるファイルの容量上限を4GBから25GBに増量。大容量のファイルのセキュアな持ち出しを可能にすることで、より幅広い業務で活用できる。
仮想環境でのヘルプデスク対応などがしやすいように「リモート操作」機能の操作性を改善。RDS方式の仮想環境を複数のユーザーが利用している際に、リモート操作対象をユーザー一覧画面から手軽に選択できるようにした。
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