日立システムズ、IoTを活用した配水小管の水質監視サービスの提供を開始
週刊BCN+ / 2022年10月18日 17時25分
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日立システムズは、「CYDEEN 水インフラ監視サービス」に、配水小管の残留塩素濃度をリアルタイムにクラウドを通じて遠隔監視することが可能な水質監視サービスを追加し、10月18日から提供を開始した。
同社では今回、水道管内などで水が長く停滞し、残留塩素濃度の低下が懸念される箇所に水質監視装置を設置することで、リアルタイムに残留塩素濃度を監視できるサービスを独自開発した。これにより、残留塩素濃度が低下した際には、即時に検知、通知され、対応の必要性をリアルタイムで判断することができるようになる。
同サービスに用いる水質監視装置は、新設・既設を問わず消火栓などの設置スペース内への設置が可能。このため、機器設置のための新規用地確保や大掛かりな設置工事が必要なくなる。また、既設の場合は、断水なし、土工事不要で取り付けが可能で、マンホール蓋の加工や交換も不要となる。
水道運用の現場で使用されている残留塩素濃度計と同等性能の高精度残留塩素センサーを採用。また、マルチキャリア対応セルラーLPWAの採用により、設置場所の電波状況に応じた最適な通信キャリアを選択できる。中継装置不要で、マンホール蓋を閉じた状態でも無線通信が可能となる。
電池駆動で1年以上の稼働が可能。外部電源が不要なため大掛かりな電源工事が不要となり、導入コストを抑えられる。入手が容易なアルカリ電池タイプと、省スペースなリチウム電池タイプの2種類から選択できる。
クラウドサービスで24時間365日水質状況を監視する。監視状況はスマートフォンやタブレットからもアクセスが可能。また、残留塩素センサーの校正は、現場からクラウドを通じて遠隔で操作する機能を実現した。
日立システムズでは、同サービスの提供を通じて、水道運用の効率化と安全でおいしい水の安定供給をワンストップで支援していく。また、水質監視サービスで、24年度までに累計15億円の売り上げを目指す。
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