アイティフォー、事業拡大を見据え東京本社オフィスを拡張
週刊BCN+ / 2022年12月8日 16時38分
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アイティフォーは、今後の事業拡大を見据え本社東京オフィスを増床し、創業50周年記念日となる12月2日にリニューアルオープンした。これにより、企業の成長や事業拡大にともなう開発要員や採用人数の増加、オンラインに対応した会議室へのニーズの高まりなど、同社が取り巻く環境の変化への対応を実現した。さらに、リモートワークが進む今だからこそ求められるオフラインによる社員間コミュニケーションの充実化を図る。
リニューアルコンセプトは「INNOVATION=Communication+Imagination」。新たな発想を生み出すためには、コミュニケーションと想像力が必要。そのためには、自由に空間と時間が共有できる場づくりとして、従来の考えや価値観にとらわれない新たなオフィス環境づくりが不可欠だった。そこで同社は、従来の2フロアに加え新たに1フロアを増床。三つのフロアのリニューアルコンセプトとして、「個を磨く」「内とつながる」「外につなげる」の三つのキーワードを掲げ、サステナブルなワークプレイスづくりを目指した。
今回リニューアルしたフロアは全面、環境に配慮したつくりとなっている。コピー機を設置しないペーパーレス、ゴミ排出ゼロを目指しゴミ箱の排除のほか、サステナブル製品を各所に配置した。環境配慮材を使用した床塩ビフローリング材やタイルカーペット、廃棄衣類をリサイクルした再生材PANECOを利用したグリーンオブジェクト、ファニチャーリノリウムを使用したボックステーブルやミーティングテーブル、さらに壁面には環境負荷を軽減する持続可能素材リサイクル内装ボードなどを採用した。また、社内にSDGsを浸透させるため、会議室は同社に関連する各ゴールのカラーを名称にした。
より自由な働き方を実現するため柔軟なレイアウトにし、ガラス張りの会議室を含め全体をオープンな空間にした。またカフェスペースには、フリー飲料のほかダーツやビリヤードなど遊び空間をつくり、社員がくつろぎ、社員間のコミュニケーションが促進されるよう工夫している。
今回増床したスペースは社員や顧客だけでなく、地域の人々ともつながることができるよう取り組んでいく予定。今後は、東京本社の残りの2フロアのリニューアルを進め、より社員のエンゲージメント向上を図り、新たな発想を生み出すことで、さらなる事業拡大に向けて注力していく。
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