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エクセルソフト、デバイスドライバ開発ツール「WinDriver」の最新版

週刊BCN+ / 2023年1月27日 14時35分

エクセルソフト、デバイスドライバ開発ツール「WinDriver」の最新版

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 エクセルソフトは1月26日、Jungo ConnectivityのUSB/PCI/PCI-Express向けデバイスドライバ開発ツールの最新版「WinDriver v16.00」の販売を開始した。

 WinDriverは、USBとPCI/PCI-Expressのデバイスドライバをユーザーモードで開発できるツールキット。ドライバを開発するにあたり、OSの内部構造またはカーネルレベルのプログラミングの知識を必要としない。Windows 11/Windows 10/10 IoT Core/Server 2016/8.1/8/Server 2012 R2/2012(x86 32bitまたはx64 64bit)、Linux、macOSに対応し、WinDriverで開発したコードは対応するOS間で互換性がある。常に最新のOSをサポートするようにアップデートを行っている。

 WinDriverには、短期間でドライバ開発を行うことができるウィザードによるグラフィカルな開発環境、API、ハードウェア診断ユーティリティ、サンプルコードが含まれている。また、WinDriverのカーネルドライバが、ハードウェアへのアクセスを提供するため、WinDriverをインストール後、すぐに対象のデバイスと通信が可能となる。

 PCI/PCI-Express版では、汎用的なボードのサポートに加え、主要なチップベンダー(Xilinx/PLX/Alteraなど)に対して拡張サポートを提供し、FPGA搭載のPCI-Expressボードの割り込み処理やDMA転送などを実装するドライバをユーザーモードで開発できる。

 今回の最新版では、DriverWizard、Debug Monitor、WDREG_Frontendで新しいUIとUXを提供する。また、Debug Monitorでスタイル付き出力と関数ドキュメントへのリンクを追加した。さらに、最新のLinuxカーネルバージョン(v6.1.0まで)のサポートを追加した。

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