アイティフォー、4月1日から正社員の月例賃金を平均10％引き上げ

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　アイティフォーは、4月1日からの給与改定で、正社員を対象に平均10％の月例賃金引き上げ（ベースアップ・定昇込み）を実施するとともに、大卒初任給についても2万円引き上げる。また、扶養する子ども1人当たりの手当額を従来の3倍に引き上げる。　同社は2021年、サステナビリティ推進のマテリアリティ（重要課題）の一つとして「人財の深化」を掲げ、人事制度改革プロジェクトを発足するなど積極的に取り組みを進めている。今回の賃上げは、従業員の待遇改善とモチベーションの向上、ひいては組織全体のエンゲージメントの向上につなげることが狙い。従業員の生活を守り働きがいのある職場環境を提供するとともに、採用力の強化や子育て支援の拡充を目指す。

　賃上げについては、4月1日時点で同社に在籍する正社員を対象に、月例賃金に対して平均10％アップする。新卒社員初任給については、4月1日入社の新卒社員を対象に、大卒（営業職・エンジニア職）初任給を現行から2万円（9.0％）増額し、24万1000円（諸手当込み）とする。家族手当については、4月1日時点で同社に在籍する22歳未満の子を扶養する正社員を対象に、現行から扶養者1人当たり月額1万円増額し、支給額を1万5000円とする。