スピンシェル、「LiveCall」のコール数が累計220万を突破

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　スピンシェルは、オンライン接客ツール「LiveCall（ライブコール）」のコール数が累計220万を突破した。これを受けて1月末に従来の個別見積もりでのプランから、目的や用途別に応じた四つのプランを設定。さまざまな業種やフェーズに対応可能なフルラインアップで、「選べるオンライン接客ツールプラン」の提供を開始した。

　LiveCallは、ビデオ通話／音声通話を通してスタッフがリアル店舗と同様の対応・接客ができるオンライン接客ツールで、さまざまな業界・ユースケースで活用されている。全体のコール数は、新型コロナウイルスが流行してから徐々に伸び続け、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置期間が多かった2021年をはじめ、現在も増加している。

　コロナ禍で店舗の売り上げを補助・サポートするためのツールとして利用する事業者が多かったオンライン接客だが、新たな販売チャネルとして活用の幅を広げる事業者も増えている。あるジュエリーブランドでは、店舗の来店客は女性が多いがオンライン接客では男性客の利用が多いなど、顧客層を広げるツールとして活用している。住宅業界では、子育て世帯や遠方客によるリフォームなどの相談やオンラインショールーム利用が多く、オンライン接客が定着している。また、携帯ショップや家電量販店では、オンライン接客を取り入れることで業務効率化や人員配置の効率化を図っている例もある。

　ECでもない店舗でもない「新たな販売チャネル」としてオンライン接客の活用が増える中、LiveCallはオンライン接客を新たな収益チャネルとして導入できる、決済機能・販売機能がそろったパッケージプラン（Proプラン）を新たに用意した。15年のローンチ以降、すべて個別見積もりで対応していたが、昨年12月に業界初の無料プラン（Freeプラン）を開始し、今回、Proプランの提供とともに、さまざまなオンライン接客の目的や事業課題に応じて選べるよう、四つのプランで提供を開始する。

　「Freeプラン」は、個人や個人事業主も気軽にオンライン接客を始められる完全無料プラン。「Standardプラン」は、LiveCallの人気機能のほとんどをカバーし、どのような業界でも簡単に素早く本格的な顧客エンゲージメントを可能にする定番プラン。「Proプラン」は、LiveCallを新たな収益チャンネルとして活用できる、決済機能や販売機能が揃ったプロフェッショナルプラン。「エンタープライズプラン」は、自社アプリへの組み込みからデータ連携のほか、業界独自の導線を自由に設計でき、企業のDXを支えるプランとなっている。