鈴与シンワート、「あさレポ」がJ-BACアルコール検知器協議会の認定機器に
週刊BCN+ / 2023年3月3日 10時9分
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鈴与シンワートは3月3日、運転前アルコールチェック&検温クラウドサービス「あさレポ」の小型携帯用デバイス(アルコール検知器)「XENSE 82BT」(製造:SEIKOIST)が、J-BACアルコール検知器協議会の検定制度の認定機器になったと発表した。
あさレポは、従業員の運転前にアルコールチェックと検温を実施し、専用のクラウドサーバーで一元管理ができるクラウドサービス。運転前に利用することで酒気帯び運転や発熱時運転を予防する。白ナンバー車保有事業者のアルコールチェック義務化に対応する。
J-BACアルコール検知器協議会は、アルコール検知器の品質向上と普及を通じて、飲酒運転根絶と健康管理を提唱している営利を目的としない組織。2015年4月8日に、国や運輸業界から強い要請を受け、アルコール検知器の製造・販売に携わる企業によって、「アルコール検知器協議会」が発足した。
飲酒運転による死傷事故が大きな社会問題になる中、過度な飲酒による健康障害も深刻化し、アルコール検知器の役割がさらに重要なものになりつつある。技術・品質の向上とともに、飲酒問題への対処・防止に対する正しい知識を啓発している。鈴与シンワートはJ-BACアルコール検知器協議会の正会員となっている。
あさレポの主な特徴は、専用スマホアプリのログインにAI顔認証を採用。アルコールチェック時にもAI顔認証で「なりすまし」を防止する。また、GPS機能でアルコールチェック&検温時の位置情報を取得することができる。小型携帯用デバイス1台で、呼気中アルコール濃度と検温の測定が可能。1台2役、業界最安値クラスの価格で提供する。
また、Bluetooth対応によりケーブル不要でスマホと接続でき、ユーザーはポケットに入る小型携帯用デバイスと専用のスマホアプリで全ての操作が可能となる。
ユーザーが測定したデータは、クラウドサーバーで一元管理する。ユーザー登録もユーザー自身で簡単に行うことができ、異常値を検知したら管理者にメール通知されるため、迅速に交代運転者の手配が可能となる。
定額プランと従量課金プランをユーザー単位で選択可能なため、リーズナブルに利用できる。価格は、小型携帯用デバイスが7700円。サービス利用料は、定額プランが月額1100円、従量課金プランが1日110円。
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