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理経、NuraLogixが開発した非接触バイタル計測ソリューションの販売を開始

週刊BCN+ / 2023年5月19日 10時0分

理経、NuraLogixが開発した非接触バイタル計測ソリューションの販売を開始

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 理経は5月19日、NuraLogix Corporation(本社カナダ、NuraLogix)が開発した非接触バイタル計測ソリューションの販売を開始したと発表した。スマートフォンなどのカメラで顔を撮影するだけで血圧や心拍数、血糖値に関するリスクやストレスレベルなど、多項目の健康状態を計測できる。 NuraLogixが開発した非接触バイタル計測ソリューションは、スマートフォンやPCから手軽に日々の健康状態の計測・記録を可能にする。経皮光学の技術を応用して、カメラで撮影した顔の動画から抽出した血流データをAIで解析し、血圧、心拍数、血糖値に関するリスクなどのバイタルデータや、ストレスレベルの推定値を算出する。ユーザーは、スマートフォン・PCのカメラから顔の動画を撮影するだけで利用でき、特別な計測機器は必要ない。

 具体的には、スマートフォン・PCで、顔の四つのポイントから皮下組織の血流データを30秒間静止して撮影後、結果が表示される。測定可能な項目は、心拍数、呼吸数、血圧、不整脈、ストレス、不安・鬱、心血管疾患リスク、脳卒中リスク、心臓発作リスク、心拍変動、心臓負荷、BMI、肌年齢、糖尿病リスクなど。スマートフォンを利用しわずか30秒で計測できるため、手軽に素早く、非接触で健康状態を把握できる。

 健康で幸福感の高い組織は、生産性の向上に貢献し、個人と企業全体のパフォーマンスの最適化と人員の定着率向上につながる。企業での使用例としては、長距離ドライバーなどの健康管理に用いることができ、各自のスマートフォンから計測したデータを企業側で管理することが可能となる。

 また、日々の測定データをアプリに記録。履歴を後から確認し、時間の経過とともに変化する健康状態を追跡することができる。

 同社では今後、従業員の健康管理ツールを探している企業や、健康管理の支援を行う企業・団体、在宅介護サービスを行う施設などに向けて提案していく。SDKを用意しているため、多彩なデバイスやプラットフォームとの連携・統合も可能となっている。

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