OBC、「賃金改定 for 奉行クラウド／奉行V ERPクラウド」を発売

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　オービックビジネスコンサルタント（OBC）は、賃金改定の全ての業務プロセスをデジタル化し、迅速な経営判断を支援する「賃金改定 for 奉行クラウド」「賃金改定 for 奉行V ERPクラウド」（賃金改定オプション）を発売した。

　「賃金改定オプション」は、賃金改定の業務プロセスをデジタル化することで、ミスなく正確に業務ができる環境を提供する。3次元までのテーブル設定ときめ細やかな計算式が設計でき、役職や評価などの社員情報を活用して昇給額や賞与額を自動計算するため、さまざまな企業の賃金改定を自動化する。複数の給与改定案・賞与算定案の比較も行えるため、人件費の変動を簡単に把握することができ、短時間で意思決定ができるようになる。

　賃金テーブルは、役職や評価などの社員情報を利用し、最大3次元までのテーブルを企業の賃金規定に沿って柔軟に設計することができる。基本給などの単価に対しては、四則演算や条件式などを組み合わせた計算式を設定できるため、あらゆる企業の賃金規定に対応する。

　テーブルの改定案と指定日時点の社員情報を利用して、簡単に昇給・賞与額を試算できる。人事異動案を使用した試算にも対応するため、人事異動による昇給をシミュレーションできる。また、複数のシミュレーション結果を比較することも可能。比較表はワンクリックで作成でき、改定前単価からの増減率や1人当たりの平均増減額なども確認できる。Excelを使って経営資料を作成する手間がなくなり、迅速な経営判断が可能になる。

　さらに、社員の単価情報の更新が自動化されることで、手作業による転記ミスや修正漏れがなくなり、正確に給与・賞与計算を行える。

　税別価格は、賃金改定 for 奉行クラウドが月額1万5000円（年間18万円）、賃金改定 for 奉行V ERPクラウドが月額2万5000円（年間30万円）。契約は、法人単位で年間契約。