OBC、外貨管理の効率化を実現する「外貨入力 for 奉行クラウド」を発売
週刊BCN+ / 2023年6月20日 16時14分
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オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、会計システム上で海外と国内の両取引に対応し、外貨管理の効率化を実現する「外貨入力 for 奉行クラウド」を発売した。
昨今、グローバル化が進む中で、日本企業の海外取引や海外進出は増加傾向にあり、外貨建取引を行う機会が増えている。一方で、一般的な会計システムは外貨管理や外貨建取引にかかる会計処理に対応していないことが多く、外貨建取引を行う企業では、Excelなどでの業務対応が主流となっているのが現状。そのため、日々の為替レート管理や、為替換算などの業務が手作業で行われており、為替レートの確認ミスや計算ミスなどが起こりやすく、外貨建取引で外貨と円換算金額の残高を正しく把握できないリスクがあった。
そこで今回、OBCでは、外貨建取引を行う企業が、国内取引と同様に、ミスなく効率的に会計処理が行えるよう「勘定奉行クラウド」「債務奉行クラウド」「債権奉行クラウド」それぞれのオプションサービスとして外貨入力 for 奉行クラウドをリリースする。
外貨入力 for 奉行クラウドは、複数の為替レート管理、外貨建取引入力、外貨管理帳票の出力、月末や期末の為替差損益の計上ができ、会計システムで外貨管理を実現することで、別途Excelで管理する手間と計算ミスをなくし、外貨管理を効率化する。
具体的には、会計システムで外貨建取引の入力や為替レート管理ができるため、Excelなどで取引内容を「円」と「外貨」別々での管理が不要となる。取引入力時には、為替レートをもとに外貨金額から自動で円換算するため、計算ミスがなくなる。また、外貨建取引の発生金額と残高、その円換算金額の両方でいつでも集計でき、キャッシュの動きや残高を確認できる。
さらに、期末(月末)の外貨残高に対してその時点の為替レートで換算して為替差損益の仕訳を自動作成するため、為替差損益を含めたB/S(貸借対照表)を手間なく即時に作成することが可能となる。
税別価格は月額2万7500円(年間33万円)。契約は法人単位で年間契約となる。
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