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理経とACSLとVFR、「SOTEN バーチャルトレーナー」の販売を8月末に開始

週刊BCN+ / 2023年7月25日 16時44分

理経とACSLとVFR、「SOTEN バーチャルトレーナー」の販売を8月末に開始

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 理経とACSL、VFRは7月25日、ACSL製国産ドローン「SOTEN(蒼天)」をバーチャル上で再現した訓練用シミュレータ「SOTEN バーチャルトレーナー」の販売を8月末に開始すると発表した。それに先駆け、7月25日から先行予約を開始した。

 ACSLが提供する小型空撮ドローン「SOTEN(蒼天)」は、2021年12月に販売を開始。官公庁をはじめ企業や自治体などで活用が進んでいる。そうしたなかで、ユーザーから数多く寄せられた「ドローンを飛ばす場所がなく、練習が十分にできない」という声や、「ドローン操縦時に非常時の操作で練習したい」という要望に応えるため、SOTENバーチャルトレーナーを共同開発した。また、マニュアルモードでの操縦方法にも対応している。

 SOTEN バーチャルトレーナーは、時間や場所を選ばず、さまざまな状況でドローン操縦訓練を実現する。PCとプロポ型コントローラーを使用することで、実際のドローン操縦と同じユーザーインターフェースと機体性能を再現し、狭いスペースでも訓練が可能。訓練モードは二つ用意しており、「フリーフライトモード」では自由に操縦練習を行える一方、「シナリオモード」ではとくに対応が必要な緊急時の状況を再現し、それに対処する練習を行うことができる。今後、機能の拡張や免許対策などのカリキュラム追加についても積極的に検討していく。

 SOTEN バーチャルトレーナーの開発により、ACSLはドローン操縦者の訓練環境を大幅に改善し、より安全で効果的な操縦練習を提供する。同製品によって、誰もがドローン操縦のスキルを向上し、それを安全に実地で活用することが可能となる。

 価格はオープン。

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