マジックソフトウェア、エクスプライスのEC・会計・WMSをリアルタイム連携
週刊BCN+ / 2023年8月9日 17時5分
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マジックソフトウェア・ジャパンは8月8日、同社が提供するデータ連携ツール「Magic xpi」がエクスプライスに、国産ウェブERP「GRANDIT」の連携基盤として採用され、EC・会計・在庫管理(WMS)をリアルタイム連携した事例を公開した。
エクスプライスは、1000億円達成と持続的成長のためには、自社ECサイトと他モールの強化が必要となっていた。これに向けて、個人に依存した業務やブラックボックス化されたシステムの課題を解消し、柔軟な要件取り込みとデータ整合性確保が重要だった背景から、Magic xpiを採用した。
同社では、採用の理由について、「導入パートナーとマジックソフトウェアからの全面協力を得られた」「大量トランザクションの処理レスポンスが速い」「リーズナブルな価格(スレッドライセンス)」といった点を挙げている。なお、連携基盤の構築にあたっては、パーソナル情報システムがデータ連携ツールの選定、導入・構築を担当した。
Magic xpiの採用によってシステム間連携が可能となり、より効率的な発注業務が期待でき、GRANDITを使用する際は、自社で開発した販売管理システムや在庫管理(WMS)を接続することで、会計業務の負荷・工数削減を実現。また、システム間連携によってリアルタイムなデータ更新を可能とした。
さらに、人の操作による数値入力ミスが大幅に減り、決算のスピードが向上。これらに加え、業務の標準化により、課題であった属人化の解消を実現することができた。とくに、システム間連携によるリアルタイムなデータ更新によって、Eコマース業界で重要となる価格や納期などの正確な情報を迅速に提供することが可能となった。GRANDITのバッチ処理をMagic xpiから起動。JOB実行の自動化にも活用することで、属人的な手作業を排除し、在庫・納期の正確な情報を提供する。
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