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SBT、クラウド保護サービス「クラウドパトロール」の提供を開始

週刊BCN+ / 2023年8月22日 15時32分

SBT、クラウド保護サービス「クラウドパトロール」の提供を開始

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 SBテクノロジー(SBT)は、Microsoft Azureをはじめとしたクラウド環境で、不正アクセスや情報漏えいにつながる設定不備やインシデントを検知・通知するクラウド保護サービス「クラウドパトロール」の提供を8月21日に開始した。

 クラウドパトロールは、インシデント発生につながる設定不備やインシデント発生が疑われるアラートの監視・通知を行うもの。監視は60分ごとに自動で定期パトロールを行い、新たなリスクを検知するたびに通知する。迅速な対応が求められるアラートのみを抽出して通知するため、優先度の低いアラートに埋もれることなくリスクを早期発見することが可能となる。さらに、意図しないポート開放など高リスクな設定を検知した場合、自動で設定変更をすることもできる。

 SBTがこれまで自社のクラウド活用で培った知見を基にした独自ポリシーと、MDfC(Microsoft Defender for Cloud)推奨事項により、高リスクなポート開放や意図しない設定など、不正侵入や情報漏えいにつながる危険な設定を監視する。また、MDfCが検出するアラートのうち、攻撃やマルウェアの検知、脅威インテリジェンスによって不審と判定された通信、不審なプロセス・活動の検知など、インシデント発生が疑われるアラートの監視を行う。

 サービスの利用は、申し込み後に届くメールからポータルにログインし、クラウド環境の登録を行う。シンプルなサイト構成・登録方法により、クラウドインテグレーターやSIerなどとの煩雑な調整をする必要がなく、すぐに利用を開始することができる。

 価格は、初期費用不要、保護対象1000アセットまで月額5万円で提供する。超過した際は1000アセットごとに月額5万円の追加となる。なお、10月31日まで無償トライアルを実施する。

 今後は、年内をめどにGCP(Google Cloud Platform)に対する保護サービスの提供を予定している。さらに、SBTでは引き続き顧客のクラウド環境のセキュリティ課題解決に向けて、サービスの機能拡充に取り組んでいく。

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