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コダック アラリス、「KODAK Info Input Solution」の提供を開始

週刊BCN+ / 2023年9月6日 16時55分

コダック アラリス、「KODAK Info Input Solution」の提供を開始

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 コダック アラリス ジャパン(コダック アラリス)は、さまざまなドキュメントのキャプチャー、データの抽出、仕分け、処理を自動化するIDP(Intelligent Document Processing:高度文書処理)ソフトウェア「KODAK Info Input Solution(コダック インフォインプットソリューション)」の提供を、9月1日に開始した。

 KODAK Info Input Solutionは、対象となるドキュメントに最適なAI-OCR(人工知能を用いた文字認識)を選びながら、またはAI-OCRを利用する必要のない業務であっても、紙や電子メールの添付ファイル、PDFなどの各種フォーマットからデータの取り込み、仕分け、抽出、インデックスなどの処理の自動化をカスタマイズし、業務プロセスの情報フローを最適化する。

 KODAK Info Input Solutionの主な特徴として、マルチフォーマットによるデータのインプット、アウトプットに対応。標準またはオプションのOCR(光学的文字認識)機能に加え、AI-OCRとの連携により、対象ドキュメントに最適な文字認識技術をドキュメント単位で使い分けることができる。そのため、従量課金によるコストの増加を最小限に抑えながら、最適な文字認識技術を使い分けて正確にデータを仕分けし、抽出し、そのデータを必要とするそれぞれの業務プロセスに引き渡すことができる。

 ネットワーク対応のKODAK S2060wスキャナなどを利用することで、PCにドライバをインストールすることなくドライバレスによるスキャンができる。また、KODAK INfuseスマート コネクテッドスキャニングソリューションと併用することで、完全PCレスでのスキャンにも対応する。

 ドキュメントスキャナ以外のFAXや複合機から取り込む場合、KODAK Info Input Solutionの読み込みデータの補正機能によって、斜めに読み込まれた画像からも正しくデータを抽出することができる。紙からの取り込み以外にも、「電子メール添付ファイルからの取り込み」「ホットフォルダーからの取り込み」「モバイル端末からの取り込み」「各種フォーマット対応(PDF、Excel、Word、Video、Audioなど)」が可能。

 標準実装の無償のOCRエンジンに加え、オプションのPDF出力モジュールではNuance OCRを利用してゾーンOCRやサーチャブルPDFの出力に対応できる。

 ABBYY Vantage、Google AI、Microsoft Cognitive Services、HYPERSCIENCE、Amazon Textractといった各種AI-OCRとの連携をサポート。そのほか、日本語AI-OCRにも順次連携を予定している。

 ライセンス体系は、永続ライセンスまたはサブスクリプション(年単位)での提供。従量課金ではないためコストの平準化、継続利用による投資コスト削減効果が得られる。1年または3年間の保守付きでの提供となる。

 税別価格は、サーバーライセンス(必須)・永続が33万6000円から、クライアントライセンス(必須、同時接続ライセンス)・永続が42万円から。

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