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飯塚市と日立システムズなど、健康なまちづくり形成に関する実証事業を実施

週刊BCN+ / 2023年10月4日 15時29分

飯塚市と日立システムズなど、健康なまちづくり形成に関する実証事業を実施

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 福岡県飯塚市と日立システムズ、インテグリティ・ヘルスケア、ANA X、沢井製薬は10月3日、PHRサービスを起点とした業種間連携型の健康なまちづくり形成に関する実証事業を実施するための協定を締結した。

 この実証事業は、飯塚市に地域回遊や地域経済の活用によるインセンティブ付与の仕組みとPHRサービスに触れる仕組みを構築し、住民の健康増進を図るとともに、蓄積されたPHRデータを住民の特定保健指導などに活用する取り組み。

 飯塚市は、2019年に策定した「第2次いいづか健幸都市基本計画」で「すべての人が健康で、いきいきと笑顔で暮らせるまち」を目指す健幸都市の将来像として位置づけ、「健康寿命の延伸」を目標に施策を展開している。

 今回、飯塚市と日本ウェルビーイングコンソーシアムの設立企業である日立システムズ、インテグリティ・ヘルスケア、ANA X、沢井製薬は、「健康無関心層の取り込み」「特定保健指導のデジタル化」「地元企業との連携による健康経営の支援」の実現に向けてPHR基盤と各社のアプリケーションを活用した実証事業を実施する。

 実証事業では、飯塚市に地域回遊や地域経済の活用によるインセンティブ付与の仕組みを構築し、住民の健康増進を支援する。例えば、実証事業に参加する住民がドラッグストア・ショッピングモール・コンビニエンスストアなどを訪れた際に移動した距離や手段によってポイントを付与し、住民の運動を促す。また、住民が健康PHRサービスに触れる環境づくりを行う。これらにより、住民の活動量の増加と行動変容を図る。なお、飯塚市は、蓄積されたPHRデータを住民の特定保健指導などに活用する予定。

 今回の協定当事者が双方の資源を有効活用し、ともに活動を推進することで、飯塚市でのさらなる住民サービスの向上と住民の健康的な生活を実現することを目指す。実証事業の実施期間は10月から来年9月まで。

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