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DDS、手のひら静脈ハイブリッド認証関連の特許を継承

週刊BCN+ / 2023年10月19日 17時7分

DDS、手のひら静脈ハイブリッド認証関連の特許を継承

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 ディー・ディー・エス(DDS)は10月18日、手のひら静脈ハイブリッド認証(手のひら静脈認証)関連の特許を承継し、今後、DDSが展開する多要素認証ソリューションに同技術を採用していくと発表した。

 昨今、ニューノーマルの働き方や生活様式の広まりとともに、確実な本人認証を実現する技術として生体認証が着目され、なかでも顔認証に代表される非接触型認証技術が注目されている。しかし、顔認証に関する問題も確認されている。近年では、マイナンバーカードを用いた顔認証による本人確認の際に、認証できないというトラブルを避けるために認証レベルを下げたことで、他人による誤認証の事例も発生している。

 こうしたなか、DDSは非接触型認証技術として、新たに手のひら静脈認証関連の特許を承継した。この手のひら静脈認証は、顔認証と同じウェブカメラを用いて、手のひらの紋様(いわゆる手相)と、手のひらの静脈パターンという複数の生体情報を同時に抽出して認証を行う。ウェブカメラを用いるため、顔と手のひら静脈を併用でき、本人確認の正確性と可用性を大幅に向上することが可能となる。

 DDSでは、この特許技術をEVEMA、Themis、EVECLOUDの新たな認証手段として採用し、「手のひら静脈認証プラグイン」として、2024年春から順次製品をリリースしていく予定。同社独自の顔認証に続き、非接触認証を実現する手のひら静脈認証を採用することで、生体認証のラインアップの充実を図るとともに、これらを併用することで本人確認の正確性と利便性を提供し、エンタープライズ市場の多要素認証のニーズに対応していく。

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