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PE-BANK、ITエンジニアのセカンドキャリアに関する意識調査を実施

週刊BCN+ / 2023年10月26日 16時38分

PE-BANK、ITエンジニアのセカンドキャリアに関する意識調査を実施

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 PE-BANKは、全国の定年制度のある企業に在籍するITエンジニアを対象に、「ITエンジニアのセカンドキャリアに関する意識調査」を実施した。

 老後2000万円問題をはじめとして老後の資金への不安が上がるなか、さまざまな職種で「再雇用」・「再就職」などを活用し、定年後も働くケースが増えている。今回の調査では、全国の定年制度のある企業に在籍するさまざまな年代のITエンジニアに対して、セカンドキャリアについての意識調査を行い、年代別の考え方の違いを明らかにした。

 まず、定年後のキャリアについての質問をしたところ、定年後も含めて長期で勤めるつもりだと回答した割合は、50代が39%、40代が29%、30代が21%、20代が9%となり、定年が近づくにつれ、定年退職後も就労意欲が高くなることがわかった。

 また、いま勤めている会社を退社した場合の今後のキャリアについて、現時点での志望を聞いたところ、高齢になるほど「嘱託や派遣・アルバイトとして不定期に働く予定」と答えた割合が高くなる傾向にあった。定年が近づくほど「定年後も長期で働き続けるつもりだ」と回答した割合が高く、働き方としては、嘱託や派遣・アルバイトなどのキャリアを想定している人が多いことがわかった。

 今後のフリーランス化の意向について調査をしたところ、50代で26%、40代で35.5%、30代で46.8%、20代では41.3%が「現在及び将来的にはフリーランスとして独立したい」と回答した。フリーランスとして独立を検討しているエンジニアは、50代は3割未満、20-40代については5割未満にとどまる結果となった。その要因として、フリーランスになることの不安要素に継続して仕事があるかわからない、収入が不安定であるという回答が多く挙げられ、また自分の年齢では仕事が見つかりにくいといった回答も一定数あった。

 フリーランス化支援プログラムがあった場合、受講への興味を調査したところ、年代問わず約8割のITエンジニアが「利用してみたい」と回答した。調査結果から、多くのITエンジニアがフリーランス化に興味をもっており、機会があれば検討したいと考えていることが明らかになった。

 今回の調査により、定年後も長期的に就業をしたいと考えているITエンジニアは多いが、定年が近づくにつれ、さまざまな不安から働き方の選択肢が狭まってしまっていること、フリーランス化には興味があり、企業で働きながらも独立に向けた必要なサポートを受けたいと考えている人が多いことがわかった。

 PE-BANKでは、ITフリーランスのエージェント企業の中でNO.1の拠点数となる全国12拠点を構え、全国各地のITフリーランスやIT人材を必要とする企業の課題に応じ、的確な人材の紹介やサポートを行ってきた。今後も同社は、ITフリーランスの多様な働き方と企業のIT課題の解決をサポートし、ITを活用した日本の発展に貢献していく考え。

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