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エクセルソフト、インテル・ソフト開発ツールの最新バージョン2024を販売

週刊BCN+ / 2023年11月24日 15時13分

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 エクセルソフトは、インテルコーポレーションが提供する、アプリケーションのパフォーマンス向上のためのソフトウェア開発ツールスイート「インテル oneAPIベース・ツールキット」の最新バージョン2024について、その有償サポート製品の販売を11月24日に開始した。

 インテル・ソフトウェア開発ツールは、Unified Acceleration(UXL)Foundationが管理する、アクセラレータ向け統合プログラミング・モデルのオープン仕様「oneAPI」に基づいて、インテルが提供する現在と将来のCPU、GPU、FPGAのそれぞれに最大限のパフォーマンスを発揮させるための包括的なプログラミング手段を提供する。C++言語とSYCL、対応ライブラリによって新しいコードを直接プログラミングできるだけでなく、Fortran、C/C++、OpenMP、MPI、Pythonといった既存の標準的な手段やツールによるコードを引き続き利用して、WindowsとLinuxの各OS向けに高性能なアプリケーションを開発できる。

 インテル oneAPIベース・ツールキットには、oneAPIに基づいて、単一のコードで複数種類のアクセラレータに対応できるSYCLとC++のコンパイラ、oneAPIライブラリ、CUDAからSYCLへのコード移行ツール、インテルのアーキテクチャーの性能解析ツールなどが含まれる。これに加えて、インテルのGPUを利用可能とした、ハイパフォーマンス・コンピューティングのFortranコンパイラとMPIライブラリを提供するインテル HPCツールキット、レンダリングとビジュアル・コンピューティング向けのライブラリとツールを提供するインテル レンダリング・ツールキットを用意している。

 バージョン2024の主な新機能として、間もなく正式に発表される第5世代インテル Xeonスケーラブル・プロセッサー(開発コード名 Emerald Rapids)とインテル Core Ultraプロセッサー(開発コード名 Meteor Lake)を含む最新のインテルによるCPU、GPU、FPGAをサポートする。加えて、Codeplayが提供するoneAPIプラグインによって、SYCLによるコードとoneAPIライブラリにNVIDIA GPUとAMD GPUのサポートを追加できる。

 また、インテルデベロッパー・クラウドで、インテル データセンターGPUマックス・シリーズ(開発コード名 Ponte Vecchio)を搭載した第4世代インテル Xeonスケーラブル・プロセッサー(開発コード名 Sapphire Rapids)ベースのシステムを含む最大級のパフォーマンスを発揮するインテルのハードウェアを直接利用できるクラウドサービスを開始した。開発者はより少ないコストと短い期間で、高性能なハードウェアを活用するアプリケーションの開発、ビルド、検証、最適化に取り組むことが可能となる。

 「インテル oneAPI DPC++/C++コンパイラ」では、より多くのSYCL 2020仕様による機能の実装、OpenMP 5.0/5.1標準への準拠と、生産性を向上する改良を行った。さまざまなアプリケーションでGPUへのオフロードとCPU向けのパフォーマンス向上に役立つ。

 「インテル oneAPIマス・カーネル・ライブラリ」(インテル oneMKL)では、HPCシミュレーション、統計的サンプリングなどで用いられる乱数生成器(RNG)について、複数ベンダーのCPUとGPU向けに、ベクトル数値最適化が統合された。

 「インテル Advisor」では、第4世代インテル Xeonスケーラブル・プロセッサーにおけるインテル AVX-512のFP16およびBF16拡張と、インテル アドバンスド・マトリクス・エクステンション(インテル AMX)を各解析でサポート。また、GPUとマルチタイル・アーキテクチャー向けに、メモリ帯域幅の影響、命令ミックス、キャッシュライン利用といったアプリケーション・パフォーマンス特性を取得できるようになった。

 「インテル VTuneプロファイラ」では、インテル Xeリンクによる各ノードでのGPU間のデータ転送量と帯域幅、性能劣化の可能性がある統合共有メモリ(USM)の暗黙的なデータ移動が、分析可能な情報に加わった。

 Pythonによるプログラミングでは、oneAPI標準に基づくツールを利用したPython向けデータ並列拡張により、CPUとGPU向けアクセラレーションをベンダー固有のAPIに依存しない形で開発できるようになった。Pythonの数値計算で最もよく利用されるライブラリの一つ、NumPyのAPIサブセットをそのまま置換できるNumPy向けデータ並列拡張(dpnp)により、CPUとGPUの双方でパフォーマンスを向上できる。また、Numba向けデータ並列拡張 (numba-dpex)により、Python向けのJITコンパイラ・モジュールNumbaを用いてCPUとGPUで同様にプログラミングを行える。

 「インテル Fortranコンパイラ」では、Fortran 2023標準の初期サポートに加えて、LLVMのサニタイザーに対応し、プログラム中のメモリの未初期化や解放もれ、スレッド間のデータ競合とデッドロックといった、CPU上でのさまざまな望ましくない動作を検出できるようになった。

 「インテル MPIライブラリ」では、C/C++に加えてFortranコードからも巨大なデータセットを扱えるようになり、GPU間の大きなMPIメッセージ転送を簡素化できる。また、PMIx標準に基づくソフトウェア管理スタックを用いるクラスタシステムに対応できるようになった。

 「インテル レンダリング・ツールキット」の各ライブラリでは、CPU向けのハイパフォーマンスでスケーラブルな実装に加えて、インテル Arcグラフィックスや、インテル データセンターGPUフレックス・シリーズ、インテル データセンターGPUマックス・シリーズといった、インテル Xeアーキテクチャーに基づくGPUを利用するアクセラレーションもサポートするようになった。

 インテル・ソフトウェア開発ツールの有償サポート製品は、ツールキットの想定用途ごとに、利用のサポートを必要とする開発者(ツールキットの利用者)の人数に応じた価格で販売している。有償サポート製品を購入し、ユーザー登録を行うことで、最新および過去バージョンのソフトウェアのダウンロード、日本語化されたドキュメントなどの追加コンテンツへのアクセス、テクニカルサポートへの日本語での問い合わせを含むサポートサービスを1年または一定の期間、利用することができる。

 価格は、インテル oneAPIベース・ツールキットが17万4900円、インテル oneAPIベース&HPCツールキット(マルチノード)が73万9200円、インテル oneAPIベース&HPCツールキット(シングルノード)が37万5100円、インテル Fortranコンパイラ向けサポートサービスが21万2300円、インテル oneAPIベース&レンダリング・ツールキット(マルチノード)が73万9200円、インテル oneAPIベース&レンダリング・ツールキット(シングルノード)が37万5100円。

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