エクセルソフト、デバイスドライバ開発ツールの最新版「WinDriver v16.2.0」

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　エクセルソフトは12月19日、Jungo ConnectivityのUSB／PCI／PCI-Express向けデバイスドライバ開発ツールの最新版「WinDriver v16.2.0」の販売を開始した。　WinDriverは、USBとPCI／PCI-Expressのデバイスドライバをユーザーモードで開発できるツールキット。ドライバを開発するのにあたり、OSの内部構造またはカーネルレベルのプログラミングの知識を必要としない。Windows 11／11 Arm64／10／10 Arm64／10 IoT Core／Server 2016（x86 32bitまたはx64 64bit）、Linux、macOSに対応し、WinDriverで開発したコードは対応するOS間で互換性がある。

　常に最新のOSをサポートするようにアップデートが行われ、短期間でドライバ開発を行うことができるウィザードによるグラフィカルな開発環境、API、ハードウェア診断ユーティリティ、サンプルコードが含まれる。

　WinDriverのカーネルドライバが、ハードウェアへのアクセスを提供するため、インストール後、すぐに対象のデバイスと通信が可能。PCI／PCI-Express版では、汎用的なボードのサポートに加え、主要なチップベンダー（Xilinx／PLX／Alteraなど）に対して拡張サポートを提供し、FPGA搭載のPCI-Expressボードの割り込み処理やDMA転送などを実装するドライバをユーザーモードで開発できる。

　最新版の主な新機能・強化点は、WindowsのDriverWizardで、テスト証明書で自動的に署名されたドライバとカーネルプラグインを生成し、開発中にデジタル署名の要求を手動で無効にする作業を削減する。また、DriverWizardに、サポートしているすべての言語で生成されたコードに追加される定義済みアクションフロー（PDA）のコードなしの作成を追加した。

　Windowsで、すべてのQtベースのGUIアプリケーションがQt 6に依存するように変更した。QtベースのGUIアプリケーションは、Windows ARM64でネイティブに動作。Linuxでは、6.6.1までの新しいカーネルバージョンをサポートしている。