OBC、中堅グループ企業向けの「奉行V ERPクラウド Group Management Model」を発売
週刊BCN+ / 2024年2月1日 13時47分
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オービックビジネスコンサルタント(OBC)は、グループ全社のDX・グループ経営強化を目指す中堅グループ企業向けの新サービス「奉行V ERPクラウド Group Management Model」を1月31日に発売した。
テクノロジーの急速な発展やコロナによる働き方、ビジネスの変化など、企業を取り巻く環境は短期間で大きく変化し続けている。こうした状況下で企業が成長を続けるためには、環境変化に適応しながら事業や収益のあり方を最適化する必要があり、今までよりもさらにスピーディーな経営判断が重要になってくる。
とくにグループ企業では、個社単位ではなくグループ全体の利益を最大化するための経営判断が必要となるため、グループ全体の財務状況や人材データをすぐに経営判断に活用できる体制への転換が求められる。また、経営判断によって起こり得る事業分割や統廃合にも速やかに対応できるシステム基盤が重要となる。
そこでOBCでは、中堅グループ企業がスピーディーな経営判断を行い、これから起こる変化に確実に適応していくための基盤として、グループ企業向けSaaS ERPの奉行V ERPクラウド Group Management Modelをリリースすることにした。SaaS型の統一プラットフォームによって、グループ全社の財務・人事データをリアルタイムに可視化することで、必要な経営判断をスピーディーに行えるようになる。さらに、経営環境の変化にともなう人事異動や、グループのリソース配分にも柔軟・迅速に対応できる。
具体的には、利用ライセンス数やデータ容量などのリソースをグループ全体で契約し、各社に自由に配分できるライセンス体系を提供する。そのため、新会社設立や事業の分割・統廃合、グループ企業間の出向・転籍など、これから起こり得る経営環境の変化にもすぐに対応できる。
また、「勘定奉行V ERPクラウド」はもとより、海外子会社向けの勘定奉行「勘定奉行クラウド Global Edition」や他社会計システムを含む、グループ全社の財務情報をリアルタイムに集約し、連結消去仕訳を反映した連結精算表の作成が可能になる。さらに、事業や地域などのセグメントを軸にグループ全社を横断的に比較・分析できるため、グループ全社の業績把握、経営戦略立案に活用することができる。
グループ全体で人材情報を一元管理し情報抽出することで、企業をまたいだ異動やプロジェクトメンバーの選出、経営幹部候補の選出など、グループ全体で必要な人材を速やかに探し出すことができる。また、グループ間の出向・転籍を管理できるため、異動によって発生する業務の効率化や、企業をまたいだ経歴管理を行うことが可能となる。
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