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ネットワールド、「CloudPath Services」のサービスメニューを大幅拡充

週刊BCN+ / 2024年4月5日 13時44分

ネットワールド、「CloudPath Services」のサービスメニューを大幅拡充

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 ネットワールドは4月4日、クラウドへのリフト&シフトを加速する技術サービス「CloudPath Services」のサービスメニューを大幅に拡充したと発表した。

 CloudPath Services(クラパス)は、20社以上のベンダーの製品・サービスをクラウドに移行するため従来は約80種類のメニューを提供していたが、今回120種類に増強し、特にアマゾン ウェブ サービス(AWS)関連の技術サービスを強化した。

 また、AWSへの専用ネットワーク接続を作成するAWS Direct Connectサービスをオンデマンドで提供し、実環境に近い環境で導入前実証実験(PoC)を可能にする新サービス「CloudPath Services Connect」の提供を4月4日から、政府共通のクラウドサービスであるガバメントクラウドや自治体クラウド向けに開始した。

 ネットワールドは今回、AWS関連のサービスを拡充するに当たり、現在48人のAWS技術者資格保有者を、2024年中に100人に増加することを目指して技術者を育成し、支援体制を強化していく。

 CloudPath Servicesは、既存のオンプレミス環境の多様なデータ、アプリケーション、仮想マシン、ネットワーク、セキュリティーなどを対象に、クラウド環境、またはオンプレミスとのハイブリッド環境への移行を支援するサービスで、21年10月から提供。販売パートナーのクラウドビジネスや、ユーザー企業のクラウドインフラの安定的、効率的な運用を支援するために、ネットワールドの技術エキスパートによるワークショップ形式のトレーニング、コンサルティング、移行・構築・アフターサポートなどのサービスメニューで構成されている。

 今回、当初80種類だったサービスメニューを120種類に増やし、特にAWS技術サービスを強化しており、顧客へのAWS移行の提案を推進。ISV企業向けにも、自社開発ソフトウェアパッケージをAWS環境へ移行するビジネスモデルの構築と技術サービスを提供し、クラウドサービス展開を積極的に支援していく。

 新サービスのCloudPath Services Connectは、AWSへの専用ネットワーク接続を作成するAWS Direct Connectを導入するための検証環境をオンデマンドで、自治体をはじめとする公共機関や、同市場の顧客をサポートするパートナーに提供するサービス。これによって、実環境に近い形で実証実験を可能にし、顧客のクラウド移行を具体的に評価することが可能となる。CloudPath Services Connectにより、「移行アセスメントサービス」「セキュリティ診断サービス」「コスト最適化サービス」など、クラウド移行・運用・定着化を支援するさまざまなサービス拡充を進めていく予定。

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