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イントラマートの「intra-mart」、三洋化成工業が採用

週刊BCN+ / 2024年4月10日 14時39分

イントラマートの「intra-mart」、三洋化成工業が採用

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 NTTデータ イントラマート(イントラマート)は4月9日、三洋化成工業がSAP S/4HANAのフロントに位置するワークフローシステムや業務システムのプラットフォームとして、イントラマートのエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を採用したと発表した。

 三洋化成工業は、界面活性剤やさまざまな機能化学品をグローバルで製造・販売する大手化学メーカー。2023年5月に発表した「新中期経営計画2025」では、「ものづくり大改革」としてDXを活用したサプライチェーン全体の業務プロセス改革に取り組んでおり、21年に開始した基幹システムの刷新(SAP S/4HANAへの移行)の開発・導入と並行して、ワークフローシステムや業務システムの新たなプラットフォームの刷新を進めていた。

 従来のワークフローシステムは、複数の開発基盤で申請内容ごとに異なるシステムが乱立しており、ユーザーにとっては利便性が、情報システム部門にとっては保守性が損なわれる点が課題となっていた。そこで、基幹システムのフロントシステムとして柔軟なデータ連携ができ、複雑な業務のフローをワークフローシステムとして実装可能な充実した機能を備え、さらに今後のDXを推進できる拡張性とローコード開発機能をもつintra-martを採用した。

 今回の採用に際しては、(1)基幹システムをはじめとする外部システムとの連携が容易であること、(2)自由な承認ルート設定で柔軟かつ複雑なフローに対応する高機能なワークフローであること、(3)ローコード開発とスクラッチ開発の両輪で自社仕様に合わせてスピーディーに拡張性をもって開発できること、(4)代表的なERP製品との連携実績をはじめ、9500社超の豊富な導入実績があること-の4点を高く評価した。

 三洋化成工業では、SAP S/4HANAのフロントシステムのプラットフォームとしてintra-martを採用・導入したことによって、「乱立していたワークフローシステムの統合で操作性をはじめとするユーザーの利便性の向上」「ワークフローシステムを一つのプラットフォームに集約したことによる保守性の向上」「ローコード開発によるシステムの部品化で継続的な改修にともなう影響範囲の容易な把握」「システムの運用・保守での業務の標準化により、属人性を排除した業務ノウハウの共有」といった効果をあげている。

 なお、同システムの導入・開発にあたっては、イントラマートのBPMパートナーであるNTTデータ関西がトータルに支援している。

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