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ネットワールド、ビジネスブレイン太田昭和が「KnowBe4」を採用

週刊BCN+ / 2024年5月28日 16時12分

ネットワールド、ビジネスブレイン太田昭和が「KnowBe4」を採用

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 ネットワールドは5月28日、経営会計コンサルティングやシステム構築・運用、ビジネス・プロセス・アウトソーシングを提供するビジネスブレイン太田昭和(BBS)が、ネットワールドが提供するセキュリティー意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた統合型プラットフォーム「KnowBe4(ノウ・ビフォー)」を採用したと発表した。

 BBSは、国内支店、海外現地法人、関連会社を含めたグループ全体のセキュリティーを、本社の情報システム部が統括している。ビジネスの安全を守るために、システムやプロセスの整備だけでなく、人に対する教育活動が重要であるとの認識から、以前からフィッシングメールなどに対処するための教育やメール訓練を実施してきたが、教育コンテンツが尽きて同じコンテンツを複数回使用することになり社員の関心が低下していた。また、社外スタッフの入れ替わりが多く、訓練用のメールアドレスの収集に手間を要していた。

 KnowBe4は、一つのテーマに対して数種類、海外ドラマ仕立てなどの多彩な教育コンテンツが用意されている。メール訓練機能では、アドレスの更新が容易で、訓練メールの文面はカテゴリーや難易度別に用意されている複数のテンプレートを基に作成している。実在する企業ロゴなども利用が可能なため、ロゴ入りメールなどで訓練を行うことができる。また、KnowBe4は多言語対応で、タイとベトナムの海外拠点にも教育や訓練を容易に展開することができる。

 KnowBe4を導入後、BBSではグループ約3500人のユーザーに対して毎月教育コンテンツを配信している。一つのテーマに対して数種類のコンテンツが用意されているため、月ごとに選択でき、内容が面白いので集中して見られると社員からも高評価を得ている。

 KnowBe4により、メール訓練の効率化も実現した。BBSでは、社外スタッフの入れ替わりが多いため、以前は訓練用のメールアドレス収集に結構な手間を要し、年2回程度しか実施できなかったが、KnowBe4はコンテンツ受信者の情報を元にリストを最新の状態にリフレッシュでき、実施回数を増やすことができた。

 また、KnowBe4のメール訓練機能では、現実に則した訓練を行うために実在する企業ロゴなども利用可能。社内で利用しているウェブサービスのロゴ入りメールで訓練を行ったところ、これまでは騙されなかったユーザーが引っかかってしまい、この失敗経験で、より真剣に教育を受けるようになった。訓練メールの文面は、カテゴリーや難易度別に複数のテンプレートが用意されており、BBSでは、これらを基に訓練目的に応じた文面を作成している。

 KnowBe4によって質の高い教育と訓練を継続的に実施することで、社員のセキュリティー意識は大きく向上。例えば、最初にメール訓練を始めた頃の開封率に比べて、現在では15ポイント以上改善している。BBSでは、この成果に満足することなく、さらなるセキュリティー意識向上を目指して、意識調査のためのアンケート機能や、訓練結果やコンテンツ受講状況からリスクスコアを算出する機能など、KnowBe4の可視化・分析機能を活用していく計画。

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