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大塚商会の24年12月期第2四半期決算、売上高は9.3%増の5697億円に

週刊BCN+ / 2024年8月2日 15時55分

大塚商会の24年12月期第2四半期決算、売上高は9.3%増の5697億円に

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 大塚商会は8月1日、2024年12月期第2四半期(24年1月~6月)の決算を発表した。それによると、売上高は5697億2200万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は388億4300万円(5.8%増)、経常利益は398億5200万円(5.9%増)、純利益は269億3000万円(6.0%増)と増収増益。売上高と各利益は、いずれも過去最高となった。 コンサルティングからシステム設計・開発、搬入設置工事、ネットワーク構築まで最適なシステムを提供するシステムインテグレーション事業では、PCやパッケージソフトの売上高を伸ばし、売上高は3855億2100万円(前年同期比10.1%増)となった。

 サプライ供給、ハード&ソフト保守、テレフォンサポート、アウトソーシングサービスなどにより導入システムや企業活動をトータルにサポートするサービス&サポート事業では、オフィスサプライ通信販売事業「たのめーる」やサポート事業「たよれーる」などストックビジネスに引き続き注力し、売上高は1842億100万円(前年同期比7.9%増)となった。

 また、2月1日に公表した通期連結業績予想を上方修正した。修正後の業績予想は、売上高1兆550億円(増減率は2.8%増)、営業利益695億円(1.5%増)、経常利益705億円(2.2%増)、当期純利益487億円(2.2%増)を見込んでいる。

 今後、同社グループでは、24年度のスローガンである「お客様に寄り添い、DXでお客様と共に成長する」の方針のもと、オフィスまるごとへの取り組みをさらに進め、顧客の状況に応じたAIビジネスの強化を図り、顧客のDX推進への取り組みを支援する。なかでもデジタル化が遅れている中堅・中小企業の顧客に対しては、デジタル化の支援とともに、生産性向上やコスト削減を実現する付加価値の高いソリューション提案を行い、顧客満足度を高めていく。

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