アイティフォー、ナムコが「iRITSpay自動販売機ソリューション」を導入
週刊BCN+ / 2024年9月5日 16時42分
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アイティフォーは9月4日、食品自動販売機専門総合オペレーターであるナムコが食品自動販売機で「iRITSpay自動販売機ソリューション」を導入したと発表した。 ナムコは、50年以上にわたり食品自動販売機業界で実績を築いてきたパイオニア。近年、感染症対策の重要性が高まるなか、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが求められるようになり、自動販売機業界でもキャッシュレス化と人手不足への対応が急務となっている。こうした状況のなかで、今回、キャッシュレス化と同時にオペレーション効率化によるコスト削減も実現できるiRITSpay自動販売機ソリューションを採用した。
iRITSpay自動販売機ソリューションは、無人販売用組込型決済端末「iRITSpay決済ターミナルUPT1000F(UPT)」と、自動販売機管理システム「Vending Management System(VMS)」で構成。国内外を問わず、規格に準拠した自動販売機に接続でき、マルチベンダー対応が可能となっている。
UPTは、コンパクトながら耐久性に優れ、防塵・防水対応といった高い耐環境性を備えたマルチ決済端末で、自動販売機・券売機のセルフ決済サービスに最適。端末の設置方法も簡単で、スムーズに導入することができる。
VMSは、自動販売機の運営効率を向上させるシステムで、売上管理だけでなく商品の在庫管理や温度管理、開閉状況の監視、釣銭管理などをリモートで行うことが可能。ムダなエネルギー消費を抑えつつ、持続可能な運営が実現できる。
同ソリューションは、クレジットカード、電子マネー、コード決済に対応するマルチペイメント機能により、さまざまな決済手段に対応可能。利用者の増加による費用対効果の向上が見込める。
VMSの機能によって、「いつ、何が、どのくらい、どの決済手段で売れたか」をリアルタイムで把握できる。売れ筋商品の把握が容易になり、プロモーションの迅速な対応が可能となる。また、在庫数、稼働状況のオンライン管理によって、在庫切れや釣銭不足にも即座に対応できる。自動販売機故障による温度異常なども把握でき、製品品質を維持することが可能となる。
日本自動販売システム機械工業会(JVMA)規定の通信規格に準拠。海外製自動販売機の通信規格(MDB)にも対応している。また、高い防塵・防水性能を備え、屋外設置でも安心。端末の設置が簡単なため、スムーズに導入できる。
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