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OBC、従業員向けサービス「奉行クラウドEdge」で英語対応を開始

週刊BCN+ / 2024年11月13日 15時52分

OBC、従業員向けサービス「奉行クラウドEdge」で英語対応を開始

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 オービックビジネスコンサルタント(OBC)は11月12日、Wovn Technologies(WOVN)が提供するウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」を導入し、従業員の働き方改革を実現する「奉行クラウドEdge」で英語対応を開始したと発表した。

 今回、「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」「奉行Edge 勤怠管理クラウド」「奉行Edge 年末調整申告書クラウド」の3サービスで英語対応を開始した。これにより、日本で働く外国人従業員の人事・労務・総務手続きをスムーズに進めることが可能となった。

 外国人従業員にとって人事・労務・総務手続きは専門用語が多く、手続き内容や用語の理解のために個別対応が必要になるなど、英語がわかる従業員を介して手続きを行う必要があった。外国人従業員が人事・労務・総務手続きをスムーズに行えないことは、同じ企業で働く従業員として格差を生じさせてしまうものであり、外国人従業員を雇用する企業で解決したい大きな課題の一つとなっている。

 近年、外国人従業員向けに英語対応するサービスが増えてきたが、担当者は勤怠管理や年末調整など各業務で英語対応しているサービスをメーカーごとに確認し導入する必要があり、システム選定に時間と手間がかかっていた。また、バラバラのサービスを組み合わせて使うことにより、バックオフィス担当者の効率化が図れないといった課題もあった。奉行クラウドEdgeは、入社手続きから日々の勤怠管理、年末調整まで外国人従業員が行う人事・労務・総務手続きにまるごと英語対応することで、外国人従業員とバックオフィス担当者の業務効率化を実現する。

 具体的には、外国人従業員は、英語表記のウェブページで入社(在留カードの情報を含む)の提出や住所変更などの労務手続きが行える。業務担当者は、提出された情報をもとに雇用保険の届出書類の作成から電子申請までをスムーズに行うことができるため、外国人従業員特有のバックオフィス業務を効率化できる。

 また、外国人従業員は、日々対応しなければならない出退勤打刻、残業や有給休暇などの勤怠申請を英語表記のウェブページで行えるため、業務担当者は個別に使い方を説明する必要がなく、スムーズに運用を開始できる。外国人従業員を含む企業全体で法令順守・マネジメントが行える。

 外国人従業員にとって時間のかかる年末調整申告書は、英語表記のウェブページから簡単に提出できる。利用中の給与システムとデータ連携し、外国人従業員が記入する基本情報や収入情報はあらかじめ自動表示されているため、確認を進めていくだけで完了する。外国人従業員も業務担当者も簡単に年末調整を行うことができる。

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