DDS、日本HPの2nd GIGA対応Chromebookで多要素認証を可能に

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　ディー・ディー・エス（DDS）は11月14日、クラウド認証サービス「EVECLOUD」を日本HPが提供するGIGAスクール構想第2期（2nd GIGA）対応のChromebookと連携させ、教育現場で利用するPCのセキュリティー強化と利便性向上に向け、協力して推進していくと発表した。　文部科学省による「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン（令和6年1月版）」では、GIGAスクール構想下での校務の情報化のあり方に関して、校務系と学習系のネットワーク統合を前提としたパブリッククラウド活用での適切なセキュリティー対策、内部・外部からの不正アクセスを防御するための利用者の多要素認証、端末認証、アクセス経路の監視・制御などを組み合わせたセキュリティー対策などが求められている。教育DXの進展で、教育機関に必要とされるセキュリティー対策は高度化し、さらに重要度を増している。

　日本HPは、GIGAスクール構想に準拠した文教向けのChromebook「HP Fortis Flip G1m 11 Chromebook」と「HP Fortis x360 G5 Chromebook」を発表しており、今回、DDSはこの2モデルに対してEVECLOUDとの連携を実現した。これにより、Chromebookに搭載されるウェブカメラを利用した顔認証やFIDO2セキュリティーキーを利用したシームレスなログインが可能となる。なお、児童生徒へは、二次元コードをカメラにかざすだけの簡単ログインを、教職員には顔認証とパスワードなどの多要素認証を提供し、安全・便利にChromeデバイスを利用することができる。

　DDSでは、今後も多様な認証方法を提供する多要素認証により、教職員が日常的に扱う情報資産へのアクセスセキュリティーの向上と児童生徒向けの1人1台端末の認証をサポート。教育現場の情報セキュリティー対策を支援していく。