1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

DDSの多要素認証基盤「EVEMA」、盛岡友愛病院が導入

週刊BCN+ / 2025年1月17日 16時17分

DDSの多要素認証基盤「EVEMA」、盛岡友愛病院が導入

記事の画像

 ディー・ディー・エス(DDS)は1月16日、多要素認証基盤「EVEMA(イヴエムエー)」が医療法人友愛会 盛岡友愛病院に導入されたと発表した。

 医療業界では、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版(令和5年5月策定)」に準拠した情報の取り扱いが求められている。サイバー攻撃のさらなる多様化・巧妙化が進み、医療機関などでの診療業務などに大きな影響が生じていることなどを踏まえ、医療機関などに求められる安全管理措置を中心に内容の見直しが行われている。2027年度時点で稼働していることが想定される医療情報システムを、今後新規導入または更新するに際しては、二要素認証を採用システムの導入が求められている。

 盛岡友愛病院では、電子カルテの導入と同時にガイドラインで求められた二要素認証に対応可能な認証ソリューションとして、DDSのEVEMAを採用し、23年2月から運用。電子カルテを利用する650人の職員が、Windows OSログオン認証と電子カルテへのログイン認証にEVEMAを利用している。Windows OSログオン認証は、共通IDの代理認証として1対N認証で顔認証を、電子カルテのログインには職員固有のIDを利用した顔認証と、異なった運用を実施。また、病院特有の課題である非常勤者の登録、手術室内での利用についても、電子カルテ利用を中心に据えたユーザー管理とセキュリティー対策、そして運用方法で解決し、EVEMAを利用している。

 EVEMAの採用はマスク着用が必須の医療機関で、職員の負担を軽減するとともに、現在計画中の二要素認証化への移行費用面、システム管理者への業務負担面でも抑制効果が期待できると評価している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください