織田裕二『SUITS/スーツ』が『下町ロケット』以上にウケている!? 妙に高い視聴率の理由は

wezzy / 2018年10月16日 18時15分

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 秋の新ドラマが続々スタートしているが、今期は月9ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)の初回平均視聴率が特に高かった。10月9日に放送された『SUITS』第1話は、平均視聴率14.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。14日までの一週間に放送された今期の連続ドラマの初回視聴率としては、『リーガルV』(テレビ朝日系)の15.0%に次ぐ第2位で、『下町ロケット』(第2シリーズ/TBS系)の13.9%を上回ってもいる。

 放送前は、織田裕二(50)と鈴木保奈美(52)が1991年に社会現象を起こした月9ドラマ『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)以来27年ぶりの共演が話題になっていたが、『SUITS』は恋愛モノではない。

 アメリカで大ヒットを記録し現在シーズン8が放送中の同名の弁護士ドラマの日本リメイク版で、織田演じる敏腕弁護士・甲斐正午、瞬間記憶能力を持つ頭脳明晰なフリーター・鈴木大貴(中島裕翔)がバディを組み「勝ちに行く」のがメインストーリーだ。鈴木保奈美は二人が勤務する幸村・上杉法律事務所の所長・幸村チカを演じる。

 第1話では、優秀だが傲慢な曲者で、勝訴のためなら違法スレスレの行為も厭わない弁護士の甲斐と、瞬間記憶能力を持つ好青年でありながら“替え玉受験”などの悪事に手を染める日々を送るフリーターの大貴が出会った。

 悪事がバレて司法試験の受験資格を失った大貴だが、甲斐は彼に「鈴木大輔」という弁護士に成りすますよう命じ、ピンチに陥りながらも、大貴が大輔として幸村・上杉法律事務所で働きはじめるまでが描かれた。



 ストーリーはわかりやすい。貫録を持つ渋いオジサンの役が思いのほか織田にマッチしており、甲斐を通して織田のこれまでの俳優人生に思いを馳せたファンもいたかもしれない。鈴木保奈美も美しい敏腕弁護士として違和感がなく、中島裕翔の人の良さと流されやすさ、そして不甲斐なさも悪くない。とってつけたような臭い台詞も少なくなかったが、それもドラマの空気感を作っている。

 ネット上の意見を見る限り、第1話は「とりあえず」見た・確認したという視聴者も少なくなかったようだ。アメリカ版『SUITS』シリーズは、日本でも海外ドラマとして放送され好評を博してきたのでファンも多く、それだけに「ご都合主義すぎる」「本家のほうが面白い」「低予算な感じがする」といった否定的な意見も出ている。

 とはいえ、わかりやすさに好印象を抱いた視聴者も多く、初回が14.2%というのは注目度が非常に高いことの表れ。一桁台で発進したドラマも少なくないことを考慮すれば、大ヒットの可能性が見えているという点で『SUITS』は幸先の良い第一歩だった。

 前述したように俳優陣の演技は決して悪くはなく、今後も継続視聴が見込めるかどうかは、やはりストーリーにどれだけ視聴者を引き込めるか。アメリカ人気ドラマのリメイクとはいえ、舞台が日本である以上、オリジナリティが求められる。第2話も初回視聴者をつなぎとめられるだろうか。

wezzy

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