ジャニー喜多川氏が滝沢秀明・東山紀之と目論む、次なる“野望”

wezzy / 2018年10月24日 15時15分

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「舞台から向かって右側の最前列に陣取り、かぶりつきの状態でA.B.C-ZやジャニーズJr.たちを見つめていました。サングラスをしていたので表情はわかりませんでしたが、背筋もスッと伸びていたし、公演後に立ち去る足取りも軽やかで、80歳を超えているようには見えませんでしたね」(A.B.C-Zファン)

 この10月7日より上演中のA.B.C-Z主演舞台「ジャニーズ伝説」の会場に出没し、しばしばその姿を目撃されているジャニー喜多川社長。10月23日には87歳の誕生日を迎える御仁だが、老いてなおかくしゃくとしているだけでなく、むしろ「ここ数カ月で一気に若返った」と評判だ。

「一時は車椅子で移動する姿も見られるなど健康面の不安もささやかれていましたが、現在は積極的に囲み取材にも応じるなど、元気はつらつ。その理由はもちろん、自身の”分身”ともいえるタッキー(滝沢秀明)が意思を継ぎ、タレントの育成・プロデュースに専念すると宣言してくれたから。長年抱えてきた“後継者問題”に決着がつき、心底ホッとしているのでは」(芸能プロ関係者)

 10月6日の囲み取材では、「東京五輪・パラリンピック開催の2020年に合わせた20人+20人=40人体制のユニット『2020(トゥウェンティートゥウェンティー)』プロジェクトを本格化させる」と宣言したジャニー社長。実はこのプロジェクトの構想は2013年にぶち上げられていたものの、メリー副社長やジュリー副社長からの猛反発を受け、自然消滅しかけていた。ここに来てこの構想が復活したことからも、タッキーの“後継者宣言”により、事務所内の勢力関係が逆転したことの証しだとさえ見る向きもある。

度肝を抜く“4Dフライング、ローラースケート”の演出

 10代の頃から、男気あふれる振る舞いで同年代や後輩Jr.を取りまとめ「小さなジャニーさん」とも称されて来た滝沢。ジャニー社長が、そんな彼に”演出家”としての芽を見いだしたきっかけは、滝沢が作詞・作曲を手がけた自身初のソロシングル「愛・革命」(2009年1月発売)だったという。

「“女男のLOVE”をテーマにした壮大な曲調、イントロ後に発せられるナゾのセリフ、激しくタクトを振りながらのダンスなど、現代の音楽シーンにはなかなかない世界観でファンをざわつかせました。セリフの部分は、当初予定になかったらしいのですが、この曲を聴いたジャニーさんがいたく感動し『セリフ入れちゃえばいいヨ!』と助言したことで実現したとか。いわばタッキーとジャニーさんの共同作業によって生まれた名曲ですよね」(ジャニーズに詳しい記者)

 この曲でジャニー氏は滝沢の演出家としての才能を確信したのか、翌2010年の舞台『滝沢歌舞伎 -TAKIZAWA KABUKI-』からは、滝沢自身に演出を託すようにもなっていく。「新しいものをどんどん取り込むセンスがある」と絶賛するジャニー氏の期待に応えるかのように、滝沢も、日本初登場の“4Dフライング、ローラースケート”での殺陣、巨大な和太鼓の上で行うタップダンスなど、観客の度肝を抜くパフォーマンスを舞台上で取り入れてきた。

「タッキーはこうした演出について『ラスベガスのショーから発想を得た』と語っていますが、それこそジャニー社長が長年目指してきたもの。ジャニー氏もこれまで、『ラスベガスのショーのような舞台をつくりたい』と語り、タッキーらアイドルたちを引き連れて幾度も現地へ通ってきましたから、その成果が結実したということでしょうね」(同)

裸にソリのジャニーズ流“トンチキワールド”

 タッキー&ジャニーの”相思相愛”な関係は今後も続き、「これで事務所も安泰」といいたいところなのだが、一部ファンからは将来を不安視する声も……。

「タッキーがジャニーさんの意思を継ぐことに文句はないのですが、いかんせん、タッキーは真面目すぎる。スターの原石を見分ける審美眼や、タレントの育成には力を発揮するかもしれませんが、絶妙なネーミングセンスや、思いつきで取り入れるへんてこりんな演出など、笑ってしまうけどなぜか無性にひかれてしまう、ジャニーさん独特の世界観はタッキーには生み出せないように思います。『清く、正しく、美しく』の教えを守り続ける宝塚の男性版みたいに、かっちりし過ぎててしまいそうで、そこが心配ですね」(古参のジャニーズファン)

 そうした中、ジャニー氏の「トンチキ感」を受け継ぐのではと一部ファンから目されているのが、ヒガシこと少年隊・東山紀之だ。

 2018年4月より、ジャニーズJr.の冠番組『ザ少年倶楽部』(NHK BS)内のワンコーナーで、Jr.の“プロデュース”に挑戦している東山。スタート時には「Jr.が萎縮する」「需要ない」などのファンの声が噴出し、一時は炎上騒ぎにまで発展した。しかし、蓋を開けてみれば、その独特の世界観に「ハマる」ヲタが続出しているのだ。

 たとえば今年9月に披露されたのは、田原俊彦がジャニーズ時代にリリースした”迷曲”として知られる「君に薔薇薔薇…という感じ」。現在、人気上昇中のHiHi Jetsや東京B少年、7MEN侍のメンバーが共演したステージの後半で、その衝撃の演出は繰り出された。

 バラの花びらをまきながら登場した佐々木大光の後ろから、ソリのように引かれた赤い布。その上にはなぜか、上半身半裸でキメポーズを取る作間龍斗の姿が……。その後、作間に合わせるかのように、Jr.たちが次々とTシャツを破りながら歌い踊ったのだ。放送後、ネット上には「最高!」「笑い転げた」「これぞ、ジャニーズならではのトンチキワールド!」と、絶賛の声が次々と書き込まれる事態に。

「あの堅物なヒガシがウケを狙ったとは到底考えられず、本人は至って真面目に演出していたはず。アイドルたちが、真面目にトンチキな世界観を表現するところにジャニーズの真骨頂があるわけで、そういう意味で、ジャニー氏の真の世界観を表現できるのはヒガシなのでは……との声も上がっています」(同)

 まだまだ続きそう(?)な後継者問題。ある意味、今後が楽しみだ。

(文/平松優子)

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