上沼恵美子、とろサー久保田どころじゃないガチで嫌いなタレントとは?

wezzy / 2018年12月14日 17時5分

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 関西の女帝・上沼恵美子への暴言批判騒動が、なかなか鎮火しない。12月2日放送『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)の打ち上げの席にて、酒に酔ったとろサーモン・久保田かずのぶが「そろそろもう(審査員を)やめて下さい」「自分の感情だけで審査せんといてください」と、上沼への愚痴を吐露し、スーパーマラドーナ・武智も「更年期障害かよ」「オバハン」と上沼への暴言を吐いた。この様子を武智がSNSに投稿し、またたく間に拡散。世間を巻き込んだ騒動となった。

 久保田と武智には世間の批判が集中したが、当の上沼の反応は淡白なものだった。12月13日発売の「女性自身」(光文社)は上沼への直撃取材を行っているが、上沼は騒動について「なんか言ってたそうですね。でも全然詳しく知らないんです」とコメント。さらに、久保田らに対して、「私思うんです。お酒を飲んでくだをまくことなんてのはよくあること。だからね、天下取ったらいいんですよ。彼らがダウンタウンのようになったら何言おうが失言にはなりませんからね。頑張って、日本一の漫才師になってほしいと思います」(「女性自身」から引用)と激励していた。

 しかし、上沼のこの発言は、ヤンチャな若手芸人へ寛容なポーズを取っているように見せつつ、その存在を突き放している――ような気がしてならない。

 10日のデイリースポーツは、久保田と武智が所属する吉本興業が直接謝罪を申し入れたが、上沼は「お気持ちは受け取りました。そんなことまでして頂かなくてけっこうです」と、にべもなく拒否したことを伝えている。謝罪の場すら与えないというのは、ひるがえせば「許さない」ということになる。

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 久保田と武智にとっても、騒動の着地点が見えなくなってしまった。そして世間のムードはいまだ、久保田・武智バッシング一辺倒である。とろサーモンは、宮崎県知事選(12月23日投開票)の選挙公報や新聞広告に写真を掲載予定だったが、宮崎県選挙管理委員会は一般の苦情を受けて別の写真に差し替えることになったと公表。動画における久保田の発言を「不適切」とみなし、拒否反応を示す人は多いようだ。

関西のテレビ局は上沼恵美子への忖度合戦?

 まだまだ世間の話題を呼んでいるこの騒動について、今週も各週刊誌がいっせいに報じている。ほぼ全てが上沼恵美子に同情し、体調を気遣い、その懐の深さや情の厚さを訴えるトーンでまとめられており、ソツがない。

 しかし「週刊新潮」(新潮社)だけは、少し毛色が違っている。同誌は上沼の居城である関西のテレビ局員や関係者への取材を通して、まずその人となりを伝えているが、みな口を揃えて「関西お笑い界の第一人者で、“レジェンド”と呼べる超大物」「視聴率が取れ、喋りは抜群に面白い」「女やしきたかじん」などと絶賛する中、ある放送作家だけが異論を唱えている。



 その放送作家いわく、「彼女(上沼)は近寄れない存在で、限られた作家やプロデューサーとしか付き合っていませんね」。記事では上沼を女帝たらしめる権力について言及されており、在阪の番組関係者は、「上沼さんが共演をNGにしているタレントは多く、収録後に“あの人、本音で喋らないからイヤ。もう二度と呼ばないで”とスタッフに伝えるのなど、日常茶飯事なんです」(「週刊新潮」より引用、以下同)という。

 さらに、「NGになるのはスタッフも同じ。(略)徹夜続きのADがつい船を漕いじゃったりすると、“あの子、なんなの。もう番組に出入りさせないでちょうだい”となって、そのADの人生がそこで終わる。」(同)……。

 一方で、キングコングの梶原雄太は上沼のお気に入りだ。冠番組『怪傑えみちゃんねる』(関西テレビ系)にたびたび起用されているが、その理由について番組関係者は「(梶原は)上沼さんが嫌いそうな女性タレントをパッと見抜き、いじって笑いに変えたりする。その器用さが評価されているんです」(同)と分析している。

 関西テレビ界における上沼の権威がひしひしと伝わってくるが、一方で、裏で繰り広げられる忖度合戦を想像すると、ゲンナリしてしまう。ひるがえせば、上沼の意向ですべてが決まる不健全な状態といってもいいだろう。

 動画を公開した武智の行動は愚かだったといえるが、なぜ彼らが上沼に対して反感を持ったのか――騒動の原因はここ、つまり関西における上沼への忖度合戦にあったのではないか。

上沼恵美子が本当に嫌いな芸能人は……

 そもそも上沼といえば、同業者に対しても、好き嫌いが激しいことでもとから有名だった。上沼には共演NGリストには多数のタレントが名を連ね、上沼の心証を気にしてテレビ局側が忖度する……というのは有名だ。ちなみにこの共演NGリストには、清水アキラ、小柳ルミ子、古舘伊知郎、小室哲哉……などの名が挙がっている。

 明石家さんまとは、90年代、『さんまのまんま』(フジテレビ系)に上沼がゲスト出演した際にひと悶着あったようだ。収録時間が早まったことに不満を抱いたさんまが、「なんでこんなに収録早いねん! 今日のゲスト誰やねん? おかげで寝不足や!」と怒鳴り、上沼の耳にも入った。以降、ふたりが長きに渡って不仲だったことは有名なエピソードだ。ちなみに上沼は2016年に同番組に出演し、22年ぶりに和解している。

 上にあげたタレントはいずれもビッグネームだが、上沼の持つ権力がいかに強大かをかんがみれば、上沼のムシの居所次第で格下や若手が干されてしまう懸念もあり、周囲のスタッフが特に気を配らねばならない。



 たとえば、上沼に嫌われてあわや姿を消しかけたタレントとして語り継がれているのは、元モーニング娘。の中澤裕子だ。中澤がモー娘。を卒業してまだ間もない頃、上沼の番組にゲスト出演した際に、上沼が“アイドル裏話”を聞き出そうとしつこく迫った。このとき中澤が裏話暴露を拒絶したことが上沼の機嫌を損ね、以降、中澤をはじめモーニング娘。メンバーも上沼の共演NGリストに入ってしまったという。そればかりか、上沼はラジオ番組で「たいしたタマでもないのに偉そうに」「あんなの消える」などと、中澤をこき下ろしたという。このせいで中澤は関西(京都)出身でありながら関西圏のテレビを干されたとの因縁めいた噂まで流れていた。

 しかし現在、その中澤は、ローカルタレントとして再ブレイクを果たしている。2014年の結婚とともに拠点を移した福岡の地で、『ももち浜ストア』(TNCテレビ西日本)などテレビ番組を4本、ラジオ2本、レギュラー番組を計6本持ち、高い人気を誇っている。今年8月に放送された『ザ・パワーマップ!』(日本テレビ系)で、中澤の現在の姿が伝えられると、チュートリアル・徳井義実や井森美幸は「最強」「いつかこうなりたい」と絶賛。いまや中澤は“福岡の女帝”と呼ばれるまでに活躍している。

 もちろん、上沼恵美子とて労さずして現在の地位を手にしたわけではない。ダウンタウン松本人志が『M-1』審査員席に上沼恵美子を招いたのは、彼女へのリスペクトがあるからだ。松本は『ワイドナショー』(フジテレビ系)において、「勉強不足」だと久保田らの行動を厳しく叱責した。それでも現状、関西のテレビ業界において上沼への忖度が蔓延しているとの報道が事実であれば、健全なことではないだろう。

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