山本裕典が芸能界に完全復帰で「2年しばり」解禁 引退の原因は何だったのか

wezzy / 2018年12月22日 18時5分

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 俳優の山本裕典(30)が芸能界に本格的に復帰するようだ。山本裕典は2年前に所属していた芸能事務所・エヴァーグリーン・エンタテイメントが突如契約終了を発表し、当時はキナ臭い噂も出回った。ともあれ事務所との契約終了とともに、山本は芸能界から姿を消したのである。

 2017年当時を振り返ってみよう。エヴァーグリーン・エンタテイメントは公式サイトにて次のように発表した。

<この度、マネージメントをしておりました山本裕典が弊社とのマネージメント業務委託契約の内容に違反したため、2017年3月21日付けで山本裕典とのマネージメント業務委託契約を終了することにいたしました>

<本日まで数えきれないほど、山本裕典本人と話し合い、何度も熟考を重ねました>

<本日までの一連の諸事情を鑑み、山本裕典が弊社の考える基準に至らなかったため、契約内容に違反したと考え、断腸の思いで、契約を終了することにいたしました>

 一体どんな契約違反があったのか。噂が錯綜し、ネット上で「山本は薬物を使用していたのではないか」などの流言飛語が跋扈。だが事務所はそれらを否定するように<法律違反(犯罪)ではない>と明言していた。

 ではいったい業務委託内容の違反とはなにか? 当時、具体的な内容が公表されることはなかった。だが、この公式発表から約7カ月後の10月30日。情報番組に『バイキング』(フジテレビ系)に同事務所の弁護士・佐藤大和氏が出演し、解雇理由について語ったのである。

 それによると「演技には熱や本気度が必要。(山本は)それが(同事務所の)社長が求めるレベルになかった。社長としてはもっともっと意識を高く持って欲しかった」という理由からだったそうである。この言葉通りに考えるなら、事務所社長は山本の演技に熱意を感じられなかったため、解雇という結論を出したということになるのだろう。

 だが、おそらく世間はこの言葉を鵜呑みにしてはいまい。山本の解雇は、彼の度重なる女性スキャンダルに原因がある、と捉える声がネットでは圧倒的多数派だった。山本は元AKB48の前田敦子や地下アイドルの卵との熱愛報道があり、キャバ嬢とのベッド写真が流出したこともある。また山本は東京・港区にあるバーを友人とともに経営、近辺のキャバクラ経営にも関与していたりと“副業”を行い、いわゆる<裏バイト>に精を出していたとされており、こうしたプライベートが解雇理由ではないか、と複数の週刊誌が報道したのだ。結局、真実はどこにあるのかわからないまま、私たちがテレビで山本の顔を見ることはなくなった。



 だが芸能界で顔を見なくなったものの、当の山本は行方をくらましていたわけでもなんでもない。解雇から約2ヵ月後の2017年5月24日には個人でインスタグラムを開設。顔アップの自撮り写真を積極的に公開し、投稿からはブランドショッピングをしたりゴルフをしたり海外旅行に行ったりと充実した日々を送っている様子がうかがえる。エステにもマメに通い、美肌キープも怠っていなかったようだ。そして2018年8月6日には、個人事務所を立ち上げることをインスタで発表した。

 「今後、役者として、タレントとしてアーティストとして山本裕典のペースで頑張っていきたいとおもいます」「個人での活動なので、距離感をもっと近い存在でいたいです(原文ママ)」など心境をつづり、ホームページを立ち上げたことも告知している。その後は各地のクラブイベントにDJとして出演することの告知がいくつか続いた後、12月20日には「(2019年)3月に舞台が決まりました」と知らせ、「またお芝居ができる事嬉しいです」「芝居をしている俺を待ってくれているファンの方々の為にも全力で向き合っていきます」と投稿している。

 山本のインスタのコメント欄は舞台出演と本格的な芸能界復帰を祝う声があふれているが、山本の芸能界復帰を知らせるメディア記事はファン以外の目にも届き、「いまさらどの面下げて?」「別にいらないニュース」となかなか手厳しい声が多い。

 解雇から7ヵ月後の昨年10月には「女性自身」(光文社)のインタビュー記事に登場し、心境を赤裸々に明かしていた山本。「今は、以前から世話になっていた社長の会社で、取締役をやらせてもらっています」と現在は飲食店の経営に携わっていること、今後は飲食以外にもジムや美容関連の店舗の経営にも興味があることを語っていた。

 一方で、芸能界復帰についても「まだ、どうするかとは決まっていないです」「来年の春で解雇から早くも1年なので、アクションを起こしたいとは思っています」「今の仕事を辞めるつもりもないです。僕を救ってくれたここを捨ててまで、(芸能界を)やる必要はないと思っています」「でも、復活はしたいというか、しなきゃなと思っています」「ファンのため、家族や親戚のため、どんな形でも待っててくれる人がいるんだから“復活しなきゃ”と思っているんです」と、意欲的。その当時ですでに大手芸能事務所5社ほどから声がかかっているとのことだった。解雇されたとはいえ、彼は芸能界を完全に引退する気持ちなど、当初からさらさらなかったようだ。

 ではなぜ「2年」という期間が必要だったか。芸能界には、長く世話になった事務所を退社しフリーとなったら、2年は表立った芸能活動をしてはならないとの不文律があるという。事務所間で話し合いの末、円満な移籍となった場合はこの限りではないが、売れっ子の所属タレントをつなぎとめるための、事務所に有利なこのルールは、奴隷契約と呼ばれたこともある。山本はこの「2年」の区切りで、無事復活となったわけだ。

 ただ、今回の山本のインスタでは舞台出演告知はあるものの、大手事務所に移籍した、という発表は一切ない。インスタグラムを見ると、プロフィール欄には個人事務所HPのURLが。クリックしてみると、舞台だけでなく映画出演も決定していることがわかる。しかも主演である。山本裕典が本格的に芸能界に帰ってくることはどうやら間違いなさそうだ。



 山本の芸能界復帰報道を伝えるメディアの記事には「次は高畑裕太と小出恵介の復帰じゃない?」などのコメントも飛び交っているが、高畑と小出の場合は犯罪の容疑者として大きく報道され、被害を訴えた人物がいるのだから勝手が違うだろう。理由のはっきりしない解雇だった山本と同列に並べることはできない。

 また「山本が復帰できるなら、成宮君もいけるでしょう」と、今は海外で生活する成宮寛貴の復帰を熱望する声も多いが、引退理由である薬物使用報道についてはっきり否定せずグレーのままの成宮を積極的に起用するテレビ局はあるだろうか。テレビに限らず、映画にしろ舞台にしろ、作品を作り上げるのにも上映にも長期間を擁し、多くの人がかかわる。話題性だけでこうした人材を起用するリスクは取りにくい。

 とにもかくにも、トラブルやスキャンダルを起こしても幾度でも表舞台に復帰できる芸能界というところは懐が深いというか、なんというか。一般社会でも再就職はもちろん可能であるが、「また同じ場所に戻れる」というのは芸能界の大きな特徴だろう。

(エリザベス松本)

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