市川海老蔵を困らせ続けた過剰報道 「新恋人説」「小林麻耶が後妻におさまる説」とは何だったのか

wezzy / 2019年1月25日 19時5分

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 市川海老蔵が週刊誌報道に対して怒りを訴えている。問題視されているのは、「女性自身」(光文社)2019年2月5日号が、市川海老蔵と中村勘九郎の間に確執があると報じた記事だ。「女性自身」記事は、中村勘九郎が中村七之助、中村獅童らとともに上演した「平成中村座ニューヨーク公演」について、市川海老蔵が<平成中村座? こちとらオペラ座だ!>と言ったことが勘九郎の耳に届き、確執が生まれたとしている。

 海老蔵はこの報道についてまったくのデタラメであると主張。1月22日深夜に彼は公式ブログへ「バカです女性自身」という記事をアップした。

 同ブログで海老蔵はまず、<そんな酷いこと 一言も言ってないけどな、、>と、<こちとらオペラ座だ!>発言の存在自体を否定。そのうえで、<襲名の知らせを聞いてすぐに連絡してくれましたよ、勘九郎さん>と、両者の間に確執もないことを強調した。

 さらに海老蔵は、記事を書いた「女性自身」への怒りを爆発させる。

 彼は<本当に女性自身?って雑誌 最低の最低のと申しますか、、読む価値なし>と切り捨てたうえで、<本当に記事書く人さ、、お勉強しなさい 調べなさい 全てに失礼です>と、浅薄な歌舞伎の知識でスキャンダラスな記事をつくりあげた「女性自身」編集部へ苦言を呈した。

 一夜が明けても海老蔵の怒りはおさまらなかったようで、同22日朝には「私も根も葉もないこと言ってみたい」とのタイトルでブログを更新。<女性自身、名前変えたら? 女性自身って名前 女性に失礼だよね、いい加減なことばかり 偽りが多い内容で>と、さらに怒りをぶちまけていた。

市川海老蔵の周囲を飛び交う「新恋人」「小林麻耶が後妻になる」報道

 メディアのスキャンダラスな報道に対して海老蔵が声をあげるのはこれが初めてではない。

 2017年6月22日に小林麻央が亡くなってから半年も経っていない同年10月には、「新恋人」をめぐる報道に<酷いと思いました>とコメントを出したこともある。

 この時もきっかけは「女性自身」だった。

 10月31日発売の「女性自身」の記事は、まず、2020年に海老蔵が市川團十郎を襲名するにあたり、支えてくれる妻がやはり必要だろうと指摘。そのうえで、麻央の姉である麻耶と順縁婚(死亡した妻の姉妹と再婚する婚姻形態)をするのが良いとの論を展開していた。

 しかし、海老蔵にその気はないと「女性自身」は書く。なぜなら、海老蔵には新しい恋人がいるからだ。

 その根拠として記事は、8月中旬に行われた後援者との会食での発言を挙げる。

 その会食のなかで後援者から<團十郎襲名するなら奥さんがいたほうがいい><麻央さんのお姉さんはどうか。子どもたちとも仲がいいみたいだし、問題ないだろう>と再婚をすすめるのに対し、海老蔵は困惑しながら<実は付き合っている人がいます>と述べたと報じていた。

市川海老蔵はブログを通じて「新恋人」報道を否定

 海老蔵はこの記事に反応。10月31日朝に公式ブログへ「私に彼女?」と題された文章をアップ。



 そのなかで彼は<私は私に彼女がいるらしい事を週刊誌を通して知りました。海老蔵に彼女いるらしい… そんな気持ちになれないよ、酷いと思いました>と綴っている。

 報道に対する微妙な思いを吐き出しきれていなかったのか、海老蔵は同日のお昼過ぎにも「次々と記事が」と題された文章を再度投稿。<そんなに彼女いてほしいのですかね、マスコミは 彼女いたらいたで 彼女いないならいないで 結婚したらしたで 結婚しないならしないで 色々と…>と記していた。

 しかし、麻耶が姪っ子・甥っ子の世話を焼いていることを上げて、「小林麻耶が後妻におさまる」報道は、その後も各週刊誌の誌面を賑わせ続けた。

 特に、「女性セブン」(小学館)などは、麻耶と海老蔵の関係を“男と女の切ない事情”と表現。絶えず近くにいるにもかかわらず、結ばれない麻耶を“生殺し”とまで表現していた。

 そういった状況を受けてなのか、2018年6月23日に小林麻央を偲ぶ会が執り行われた際は、麻耶自らスピーチでこれらの報道に触れ、<私と海老蔵さんが付き合っているとか、私が振られたということになっちゃってる。そういう報道が出ないように、麻央ちゃん見守っていてね>と、否定のコメントを出す事態に。

 ちなみに、麻耶は昨年8月、結婚を機に所属事務所のセント・フォースを退所。芸能界からも引退している。

小林麻央の病気を公表する経緯にもメディアの報道が影響していた

 そもそも振り返れば、麻央の病気を公表する経緯も、本来は明らかにするつもりではなかったのに、メディアによって強引に白日のもとに晒されたような構図であった。

 麻央の病気は、2016年6月9日の午後に急きょ行われた記者会見で発表されたものだが、この会見は「小林麻央、進行性がんで極秘入院」とのスポーツ報知の報道を受けて行われたものだった。

 病気はこの会見からさかのぼること1年8カ月前に明らかになったものだったが、<公にする、しないは麻央と一緒に悩みまして、今日まで入院しているということが極秘だったのです>(記者会見での海老蔵の発言)とのことで、公には発表しないで闘病を続けていた。しかし、スポーツ新聞にすっぱ抜かれたことで、当初の希望であったはずの静かな闘病生活は叶わない状況になってしまっている。

 海老蔵は来年の5月に十三代市川團十郎を襲名し、同年の夏には、歌舞伎座で3カ月にもおよぶ大規模な襲名披露興行が行われる予定だ。

 今後、さらにプライベートに踏み込むような週刊誌報道が続きそうな気配があるが、メディアにも踏み外してはいけない領域がある。

(倉野尾 実)

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