キンプリを休ませてガス抜き? ジャニーズがついに働き方改革に着手か

wezzy / 2019年2月12日 10時5分

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 嵐の活動休止で揺れるジャニーズ事務所。SMAP解散に始まり、ここ数年で所属タレントの離脱が相次ぎ、“ジャニーズ帝国”の弱体化は避けがたいものとなっている。体制を立て直すため、事務所も所属タレントの扱いを見直そうとする動きがあるらしい。まずは、次世代の看板グループとして育成を急いでいるking&prince(以下、キンプリ)が“リフレッシュ休暇”を取得すると、6日付の「日刊ゲンダイDIGITAL」が伝えている。

 それによれば、今年8月の『24時間』テレビ(日本テレビ系)のメインパーソナリティにキンプリが内定。昨年デビューしたばかりのキンプリがこの大役に抜擢されたとすれば異例のことだが、現在、ジャニーズ事務所が是が非でもトップアイドルに押し上げたいグループが、このキンプリであることは確かだろう。

 ジャニーズ事務所は一刻も早くキンプリを次世代のスーパーアイドルとして育てるべく、メンバーに特別研修を行っているという。その内容は女性や飲酒問題などのスキャンダル対策で、キンプリメンバーは徹底的な教育を施されているというのだ。ならばNEWSをはじめ先輩方にも厳しく指導してほしいと願うばかりだが、キンプリだけは何が何でも不祥事を起こさせるわけにはいかないということなのかもしれない。

 キンプリはジャニー喜多川氏の肝入りグループ。子会社の『ジャニーズアイランド』代表取締役社長に就任した滝沢秀明も、キンプリの育成に注力しているという。

 とはいえ、馬車馬のごとく働かされることになれば、キンプリメンバーたちもさぞストレスも溜まることだろう。そこでジャニーズ事務所は“リフレッシュ休暇”なる制度を導入し、キンプリのメンバーたちにまとまった休息を取らせる予定だという。テレビ局など各所にスケジュールを事前通達し、生放送などの仕事は控えるものの、目立った空白期間が生じないよう前倒しで番組収録をすることになるという。この“リフレッシュ休暇”のためにスケジュール専門のマネージャーまで新たに雇い入れるというのだから、ジャニーズ事務所はかなりの本気だ。

 事務所総力をあげて全力で売り出しつつ、メンバーには適度なガス抜きを促す……この好待遇からは、ジャニーズ事務所がいかに本気でキンプリを次世代の看板グループにのし上げたいかが伝わってくるようだ。とはいえ、これが「異例の好待遇」であるというのも、どこかおかしな話ではないか。嵐が20年立ち止まることなく走り続けてきた例を見てもわかるように、タレントというのは売れれば売れるほど忙しい。どう考えても働きすぎと言えるスケジュールを何年もこなすことになる。そのような働き方(働かせ方)は異常であり、改めなければならないと、ジャニーズ事務所もいよいよ気が付いたのかもしれない。

ジャニーズのパワハラ体質が公になった2018年

 そもそも2016年のSMAP解散のきっかけは、パワハラだった。2015年の「週刊文春」に掲載された5時間にわたるメリー喜多川副社長インタビューにはその一部始終が克明に記されている。メリー氏はSMAPチーフマネージャーだった飯島三智氏を呼び出し、パワハラのような言動を繰り返して激昂、「辞めさせる」とまで言い放ち、飯島氏を追い詰めた。結果、飯島氏は退社。これが、あのSMAP解散騒動の引き金となったことは言うまでもない。

 そして2018年は、所属タレントの不祥事ばかりか、ジャニーズ事務所が世間の批判を一身に受けた年だった。TOKIO山口達也の逮捕、NEWS小山慶一郎と加藤シゲアキの未成年飲酒スキャンダル……タレント管理がずさんと言われるのも無理はない。

 また、11月にはジャニーズJr.のLove-tuneが解散、メンバー7人全員が退所することが突如報じられたが、この解散劇の裏には、Love-tuneがジャニーズ事務所の専属契約書にサインをしなかったことで待遇が悪化、仕事を干されたという事情があるとされている。

 さらに、キンプリの岩橋玄樹とSexy Zoneの松島聡が「突発性パニック障害」を公表し、相次いで活動休止に入った。これにファンからは、「ジャニーズ事務所とかいう会社、パワハラすごすぎない?」「タレントを縛りつける時代遅れの芸能事務所」「事務所が仕事詰め込み過ぎて、ケアも不足してたんだろうね」などと、批判が続出していた。

 嵐の活動休止会見では、大野智が「自分の嵐としての活動をいったん終えたい」と切り出し、メンバーが話し合いを重ねた結果と明かされていた。しかし背景には、2015年に大野智が一般女性との熱愛を報じられ、不本意な謝罪会見をさせられたことも当然あると見られている。すでに嵐も全員アラフォーとなり、いつまでも事務所が恋愛や結婚を封じ続けることは難しい。それこそ、所属タレントへの「パワハラ」と指摘されかねないだろう。

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 ちなみに、嵐の活動休止に触発されたかのように、TOKIOの長瀬智也にも事務所退所の噂が囁かれ初めている。ジャニーズ事務所と長瀬の間で活動方針をめぐってひと悶着あり、アーティスト志向の強い長瀬は音楽活動を続けるために退所を企図している、というわけだ。

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 この連鎖を食い止めなければ、ジャニーズ事務所の崩壊は待ったなしだ。タレントやスタッフを尊重して、健全なホワイト企業にならなければ、未来はない。

wezzy

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