「筋肉はお金では買えない」武田真治、偽りの“フェミ男”キャラに苦しんだ10代

wezzy / 2019年2月15日 19時5分

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 体操番組『みんなで筋肉体操』(NHK)への出演がきっかけで、“筋肉キャラ”として再ブレイク中の武田真治。『みんなで筋肉体操』とは、武田や新人弁護士、スウェーデン生まれの庭師といった男性出演者がひたすら筋トレをするという内容で、深夜1時35分からの放送ながら「シュールすぎて逆に面白い」と大いに話題となった。

 武田は現在、筋肉キャラとして多数のバラエティ番組に出演しているほか、サックス奏者としてステージにあがったり、俳優としてミュージカルに出演したりしている。今年は『NHK紅白歌合戦』にも初出場。武田は天童よしみのステージに登場し、『みんなで筋肉体操』でお馴染みのタンクトップにショートパンツ姿で腕立て伏せをしサックスを吹くという斬新な演出で、視聴者を驚かせた。

 再ブレイクで順風満帆な日々を送っているように見える武田だが、ここに至るまでには“苦悩”があったようだ。

武田真治の“フェミ男”は作られたキャラだった

 昨年1月に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)にゲスト出演した武田真治は、10代でブレイクした当時の自分について「本当に調子に乗っていた」「番組に出るときにガムをかんだりしていた」「僕もあの時の自分嫌いなんです」と、傲慢な性格だった自分を省みている。

 当時の心境は彼の自伝的エッセイ『優雅な肉体が最高の復讐である。』(幻冬舎)でも以下のように綴られている

<芸能界という正体のわからない、先の見えない場所で、自分がやることがいちいち受け入れられ支持されて、自分だけが別の惑星から来たかのように思い、自分は特別な存在なんじゃないかって気になっていました>

 しかし、自分本位な武田の周りからは最終的にどんどん人がいなくなっていったという。また、10代の武田は華奢な身体でユニセックスな衣装を身にまとう“フェミ男”として人気を博したが、私生活ではいつもボロボロのGパンとGジャンを着ていたそう。フェミ男の格好は一切したことがなく、あくまでも芸能界で活動するために作ったイメージだったようだ。

 そして、イメージ保持へのストレスや仕事へのプレッシャーは次第に彼のカラダを追い込み、26歳の時に「顎関節症」の診断を受けたという。

筋トレでの挫折が武田真治のカラダと心を成長させた

 顎関節症を発症した武田真治は、顎が動かずまともに食事も取れない状態。それでも次々と舞い込む仕事をこなすことで、精神的に追い詰められていったが、その状態を打破するために始めたのが “筋トレ”だったという。

 そして筋トレは、筋肉や健康だけでなく武田の心も成長させてくれたと前出したエッセイには書いてある。ジムに入会した武田は有名人ということもあり、ウェイトトレーニング中になにかと筋トレ上級者に勝負を挑まれたという。その度に敗北と挑戦を繰り返したことによって、自分の傲慢さに気がつき、彼の心は大きく成長したようだ。

 現在は自分が筋トレをするだけでは飽き足らず、舞台稽古の休憩中に共演者を集め「筋トレ教室」を開いているという武田。女性誌『an・an』2019年2月20日号(マガジンハウス)のインタビューで武田は、筋肉について以下のように語っている。

<筋肉は、お金では買えず、努力でしか手に入らないものであり、努力を積み重ねたカラダにはその人の生き様やストーリーが出ます>

 武田真治の肉体美は、徹底的に自分と向き合い、努力してきた証なのだろう。

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