広瀬すず、戸田恵梨香が敢えて激太り!! 「デ・ニーロ・アプローチ」の危険性

wezzy / 2019年4月21日 17時5分

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 2019年上半期のNHK連続テレビ小説『なつぞら』(主演:広瀬すず)が今月1日から放送開始したばかりだが、早くも2019年下半期の連続テレビ小説『スカーレット』(主演:戸田恵梨香)の撮影が始まっている。

『スカーレット』は、戦後すぐの混沌とした時代から高度経済成長期までの時代を舞台に、男性社会の陶芸の世界で女流陶芸家の草分けとして歩むヒロイン・川原喜美子(戸田恵梨香)の人生を描く。

 戸田恵梨香は現在30歳だが、ドラマの序盤では15歳のときの主人公を演じることになる。主人公の人生を長いスパンで描く大河ドラマや朝ドラではよくあることではあるが、彼女はこの難題に対してある秘策を練ったようだ。

 それは、体重増加である。中学卒業を間近に控えて就職先の会社に挨拶に行く第2話の現場写真が公開されているのだが、そこに映った戸田恵梨香の姿に多くの人は驚いた。戸田はまるで別人のように太り、頰もぷくぷくと丸みを帯びていたのだ。

 スレンダーなイメージを覆す姿だが、しかし、あか抜けない中学生の印象を獲得することには確実に成功している。

 朝ドラといえば『なつぞら』ヒロインの広瀬すずも役づくりのために体重を増やしているようだ。

「女性自身」(光文社)によれば、田舎の純朴で活発な女の子の印象が出るように3kg増量したという。意識して甘いものを食べるようにして体重を増やし、いまは食べ過ぎてしまうのを我慢してコントロールするのに苦労しているそうだ。

 同じアプローチは、2017年上半期の朝ドラ『ひよっこ』で主演を務めた有村架純も採用している。彼女は上京前のシーンを撮影しているときは敢えて5kg増量し、上京後のシーンでは増やした分を一気にダイエット。都会に暮らしてどんどん美しくなっていく過程を表現できるようにしたという。

デ・ニーロ・アプローチは危険!?

 このように役に合わせて体重を増減させるアプローチを、ロバート・デ・ニーロにちなんで「デ・ニーロ・アプローチ」と呼ぶ。

 ロバート・デ・ニーロは役づくりのために25kg増量したり、頭髪を抜いたりと、身体を張る手法を使ったことからこういった通称がついているのだが、現在の映画界で最も過激な「デ・ニーロ・アプローチ」の体現者はアカデミー賞俳優のクリスチャン・ベールだろう。

 クリスチャン・ベールは、『マシニスト』(2004年)にて不眠症で衰弱していくキャラクターを演じるために29kg減量し、その直後に『バットマン ビギンズ』(2005年)でバットマンを演じるため45kg増量。骨と皮だけのガリガリな体型から筋骨隆々の身体へとわずか半年でつくり変えた。



 彼はその後も、ベトナム戦争で捕虜になった米兵を演じるためガリガリになったり、再度バットマンを演じるためにマッチョになったり、天才詐欺師役を演じるために太鼓腹の中年太りになったりといったことを繰り返した。現在公開中の『バイス』でも、ブッシュ政権下で副大統領を務めたディック・チェイニーを演じるために18kg増量している。

 そのストイックな役づくりには敬服せざるを得ないが、これが身体にいいはずがない。町山智浩氏のインタビューでクリスチャン・ベールは、心臓が心配で44歳になったいまではさすがに健康について考え始めたと話している。また、体重の増減を伴う役づくりは止めるよう家族から言われているとも笑いながら話していた。

 クリスチャン・ベールの事例は行き過ぎた例ではあるが、それでも無理やりな体重の増減が健康に悪いのは言うまでもない。

 ちなみに、クリスチャン・ベールは『CBS This Morning』のインタビューにて、これまでは体重増減の際に医師や栄養士の指導を受けていなかったが、『バイス』で初めて専門家に管理を任せたら身体を壊すこともなかったと語っている。

 日本でも鈴木亮平が病人役を演じるにあたってやせ細り、ヒーロー役のためにパンプアップするなど、「デ・ニーロ・アプローチ」を実践している。俳優という仕事の特性上、役づくりのためにある程度の無理な体重増加やダイエットは避けられないのだろうが、くれぐれも健康を壊さぬよう、医師や栄養士の適切な助言のもので身体づくりをするようにしてほしいものだ。

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