NGT48柏木由紀、荻野由佳らメンバーに強い非難、不可解な「事件スルー」

wezzy / 2019年4月23日 18時15分

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 NGT48の山口真帆が21日、新潟市内の劇場で行われた「チームG」の千秋楽公演に出演し、グループからの卒業を発表した。事件が解決しないまま被害者がグループを去ることになり、世間からは批判の声が相次いでいるが、バッシングは残されたメンバーたちにも向けられている。

 NGT48の専用劇場では21日、昼の部で「チームNⅢ」、夜の部で「チームG」が公演を行った。今年1月に山口真帆への暴行事件が発覚して以降、およそ3カ月ぶりのパフォーマンスだ。NGT48は今月11日、現行の「チームNⅢ」「チームG」の2チーム体制を解体して再スタートを切ることを発表しており、現行チームによる最後の公演にもなった。

 「チームG」からは山口真帆のほか長谷川玲奈、菅原りこも卒業を発表。山口は「メンバーを守りたい、真面目に活動したい、健全なアイドル活動ができる場所であってほしかっただけで、何をしても不問なこのグループに、もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました」と語り、チームが健全化しないまま卒業することに、悔しさを滲ませていた。



 一方、昼の「チームNⅢ」の公演に臨んだメンバーたちは、暴行事件についてはいっさい触れなかった。キャプテンの加藤美南はアンコールのMCで、「最初はキャプテンのくせにまとめられなくて、でも自然と一人ひとりが寄り添って、自然とみんなで団結できた。一人ひとりが、すごく優しい心を持ってて……。キャプテンではあるけど、NGT48チームNⅢのメンバーですごく良かったなと思います」と挨拶。また、「NGT48としてもう一回ステップを踏んで、今度はみんなで頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!」とまとめた。

 この日をもって4年にわたる兼任が解除されるAKB48の柏木由紀は、「いつも感心していたのが、一人のうれしいことを全員で喜び、一人がつらかったり寂しかったら全員で声をかけられるのが、本当に良いグループだなと思ったし、それでNGTがこれだけ大きなグループになった」とコメントしている。

 公演終了後、「チームNⅢ」メンバーは続々とInstagramを更新しており、荻野由佳は<これからはNⅢで培ったものを忘れず NGT48、ひとつになって頑張ります!>と明るいコメントを残した。ほかに、加藤美南もInstagramで<これからはNGT48として、みんなでまた頑張っていくので、応援して下さったら嬉しいです>と述べ、山田野絵も<これからNGTとしてもっとビックになろうね!!! >とポジティブなコメントをした。

 「チームNⅢ」のメンバーたちは今後の活動について前向きだが、同じグループのメンバーが暴行被害に遭い、運営がまともに対応してくれないと告発し続けているのに、そのことにいっさい触れずアイドルらしい笑顔を振りまくことへの違和感は、どうしても拭えない。

柏木由紀に「失望」「逃げ切るのか」

 前述したメンバーらのSNS投稿には、批判的なコメントが殺到。彼女らを犯罪者扱いする凄まじい罵詈雑言まで向けられている。この事象自体、異常と言わざるを得ないが、彼女らをマネジメントする株式会社AKSは、放っておけば忘れられるとの判断をしているのだろうか。

 しかし1月に事件が発覚してから3カ月以上経つが、世間の反応は事件を忘れるどころかどんどん厳しくなっている。NGTメンバーがテレビに出演したり、SNSを更新して元気な姿を報告したりするたびに、決して少なくない数ネットユーザーが批判のリプライやコメント、そして暴言をぶつけている。

 たとえば、荻野由佳のインスタコメント欄には、「山口真帆さんはグループを去るのに、ファンとつながっていたメンバーたちはのうのうと活動を続けるのか」「よくもまあ何事もなかったかのように振舞えますね」「美談にしようとしているのが意味不明」などと、誹謗中傷が相次いでいる。

 加藤美南のインスタにも「こんだけ全国ニュースになってるのに、なんとも思わないの?」「被害者を陥れるようなグループに未来なんてありません」、山田野絵にも「やめた三人に対しては何もないの??」といった引用可能なコメントのほか、暴言コメントは非常に多い。

 そして兼任解除となった年長者の柏木由紀のTwitterおよびインスタにも、「なぜ何も事件について語らないの?」「失望しました」「せめて、卒業するメンバーへの労いの言葉はないの?」等の批判が寄せられている。

運営サイドの「グチグチ言うなら辞めて」という意向に従っている?

 それにしてもなぜ彼女たちは一言も、事件に触れないのか。山口の暴行被害が発覚しても、彼女を心配する言葉を出すことがなかったのか。山口真帆ら卒業するメンバーたちにコメントしないのか。チームが異なるとはいえ、明らかに不可解だ。NGTメンバーたちが山口を気遣うメッセージを出しておけば、ここまでバッシングが強くなることもなかったかもしれない。それくらいの計算は当然ありそうなものだが、運営は彼女たちが叩かれることは承知で、“敢えて”、一言もこの事件について触れないようかん口令を敷いたのだろうか?

 「週刊文春」2019年4月18日号(文藝春秋)は、現役NGT48メンバーの「A子さん」による告発を掲載したが、A子さんによれば、3月の第三者委員会の調査報告会見後、NGT48を運営する株式会社AKSの吉成夏子社長とメンバーの面談が開かれたそうだ。その場で社長は「NGTは解散しない」「不仲になったチームと統合する」「ここから一番のグループになるにはどうすればいいかをみんなで考えよう」と説明し、「この子が嫌だから活動したくないなどと今も事件のことをグチグチ気にするなら辞めてもらって構わない」と発言したという。

 「チームNⅢ」メンバーたちが、まるで暴行事件そのものや自分たちへのバッシングをないもののように振舞っているのは、こうした運営サイドの意向に従っているからだろうか。しかし現状、疑惑をかけられているメンバーたちがアイドル然とした明るく元気な姿を見せたところで、世間のバッシングに晒されるだけ。まともなアイドル活動は難しいうえ、針のムシロ状態のメンバーたちもおそらく辛いはずだ。このままで良いわけがない。

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