NGT48荻野由佳は「もっとも叩きやすいメンバー」だった 増幅する悪印象と嫌悪感の矛先に

wezzy / 2019年4月25日 15時5分

写真

 女性向けファッションブランド「Heather」は、NGT48の荻野由佳を起用したプロモーションを取りやめ、荻野由佳が登場するウェブ上の広告コンテンツを削除した。

 「Heather」を展開する株式会社アダストリアは23日、公式サイト上に<先週公開したプロモーションについて、様々なご意見を頂戴いたしました。頂戴したご意見を踏まえ、本プロモーションに関するコンテンツを削除することといたしました>と説明、謝罪する文章を掲載している。

 「Heather」は4日17日から公式Twitter上で、今季の浴衣のプロモーションを開始し、荻野由佳をモデルにした商品の画像を公開していた。20日には、公式サイトの特設ページにも荻野が登場し、ウェブマガジンもスタート。しかし、このプロモーションを紹介したツイートに、一般ユーザーから批判が殺到した。

「なぜこのタイミングで荻野由佳を起用するのか」
「ブランドの印象が悪くなる」
「Heatherはもう買いません」

 あわせて、同社のカスタマーセンターや問い合わせフォームから抗議を入れる動きも見られていた。

 ネット上では、このタイミングで荻野由佳を起用した同社の企業体質にも疑問の声が続出している。「Heather」のほかにも「LOWRYS FARM」「JEANASiS」「niko and…」「GLOBAL WORK」など、若い女性に人気のあるブランドを複数展開しているが、インターネット上では同社のブランド商品の「不買運動」にも発展している。

 企業やブランドのイメージが著しく毀損されるとなれば、プロモーションの中止も止むを得ない判断だろう。

 荻野由佳がなにか大変な悪事を犯したという証拠もなく、このバッシングは行き過ぎではないかと見る向きもある。NGT48および運営する株式会社AKSへの不信感の矛先が、メンバー個人に向いてしまっている状況はやはりおかしい。一方で、彼女個人への誹謗中傷ではなく、山口真帆が被害を受けた暴行事件でNGT48が真っ当な対応策をとらずに逃げていることへの異議をぶつけるために、現行のNGTメンバーが関わる広告に抗議することは正当だとの見方もある。

疑惑メンバーに向かう誹謗中傷になんら措置を取らないAKS

 NGT48は、今年1月に発覚した山口真帆への暴行事件の騒動がいまだ収束しない。インターネット上では、まるで荻野由佳が暴行教唆をした犯人の一味であり、山口真帆を追い詰めた「黒幕メンバー」であるかのように見なされ、苛烈なバッシングに晒されてきた。荻野だけでなく数名のメンバーがSNSで批判されているが、その中でもっとも知名度が高くソロでも活動するメンバーが荻野であるがゆえ、彼女を叩く声はひときわ大きい。



 たとえば、3月3日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に荻野が出演した際には、本人のSNSに「荻野が出てたからチャンネル変えた」「こんな時に笑ってテレビ出演できる神経を見下げはてます」などという中傷コメントが殺到。ただの日常を綴った投稿にさえも、「のうのうと生活してることが許せない」とコメントがつく、といった具合だ。

 しかし、荻野由佳が「黒幕メンバー」であるという根拠は曖昧だ。ネット上では、「ツイッターで山口が荻野のフォローを外した」「インスタグラムに意味深な投稿をしていた」といったことから疑惑が浮上し、荻野を「黒幕」と断定した暴走気味なバッシングが盛んだが、これは危険なことだ。山口が荻野を名指ししたわけでもなく、山口と荻野が敵対していたという証拠はどこにもない。

 前述のように、荻野由佳はグループ外の活動も多く全国的な知名度があったため、バッシングを一身に受けている状況だ。荻野由佳が「叩きやすいメンバー」として、標的になっていることは間違いない。

 AKSが現在に至るまで、NGT48暴行事件について不自然に事実を隠してまともな説明を行わなかったことから、騒動が拡大したという経緯がある。一部メンバーへの疑いがむやみやたらに広まっているのも、AKSによる対応の不備が元凶といえるだろう。グループとして活動再開を強行するのではなく、あえて立ち止まり活動自粛に踏み切る判断も必要なのではないか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング