米津玄師がプライベート暴露に絶望 「すごく孤独な気持ちになる」と告白
wezzy / 2019年6月4日 6時35分

菅田将暉の楽曲「まちがいさがし」のプロデュース、アニメ映画『海獣の子供』へ主題歌「海の幽霊」の提供など、精力的な活動が続いている米津玄師。
そんな米津玄師が「Lemon」の記録的な大ヒット、『第69回NHK紅白歌合戦』などを通して国民的なスターへと祭り上げられたことに<すごく孤独な気持ちになるんですよね>と語っている。
この発言は米津玄師が表紙巻頭を飾る「ROCKIN'ON JAPAN」(ロッキング・オン)2019年7月号のインタビューでのもの。
詳しくは後述するが、「Lemon」のヒット以降、米津玄師は何度も何度も週刊誌によりプライバシーを暴かれる被害に遭ってきた。そして、そういった記事を喜々として消費したのは、彼に対して悪意をもっている人だけではなかったことに、米津は絶望したのだという。
<俺のことを好きな人までもが、それを結構喜んでたりするんですよね。それがいかに俺の個人的なリソースを圧迫しているかどうかというところまで考えが及んでいない。それが理解できない>
彼のプライベートを暴く記事の始まりは、昨年11月29日発売「女性自身」(光文社)と言えるだろう。
記事は、深夜に米津が20代の女性と都内のカフェレストランに3時間ほど滞在していたことを写真付きで報じたうえ、それとは別に、所属事務所社長の女性との疑惑を書き立てた。
この女性は、楽曲製作に没頭するため引きこもりがちな米津の生活をサポートするため、米津の自宅マンションに深夜まで滞在することがあるという。このことから、米津との“同居”を疑う記事を出したのだ。
翌年1月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)も同じような記事を掲載。同誌では、所属事務所社長の女性が私生活のパートナーだった過去があり、半同棲状態だったこともあると報じていた。
さらに「週刊文春」の記事はこれで終わりではなかった。なんと、正月明け早々、「文春」記者が米津の実家をゲリラ訪問しているのだ。1月6日に記者が出向き、『紅白歌合戦』の感想を聞いている。
記者による<紅白はどうでした?>との質問に対し、父親が<私、紅白、見てないんで。関心がないんで!>と会話を切ろうとする一方、母親は<いえいえ、そんなことはないんですけど。私たち両親は温かく遠くから見守っていくだけです>と場をおさめようとしながら、<取材はお断りしてくださいということなので、すみません>と、丁寧に拒否。事務所から取材は止められていることを理由に、それ以上の回答を控えた一部始終が、同誌には掲載されている。
米津本人への取材であれば、100歩譲って許される場面もあるかもしれないが、実家にまで押し入ってプライバシーを蹂躙するような取材に、実りはあるのだろうか。
4月23日発売「FLASH」(光文社)もひどかった。「FLASH」は米津が高校生のときの修学旅行、体育祭、卒業アルバムの写真を掲載。そして、中学・高校の同級生や近隣住民への取材から、学校では内にこもりがちだったという“青春時代”をほじくり返したのだ。
記事によると、昼休みはいつもイヤホンをつけて音楽を聴いている大人しい生徒であった一方、音楽に関しては強い野心を抱いており、<俺は将来、絶対売れるんで、写真を残したくない>と周囲に語ったことがあるという。この発言があるうえで卒アルの写真を載せているのだから、悪意としか言いようがない。
米津はビジュアルイメージを含め徹底したコントロールのもとでメディア露出を展開しているのでミステリアスなイメージがつきやすい。
前掲「ROCKIN'ON JAPAN」では<謎な人間みたいな。テレビに出て一言しゃべったら『しゃべった!』って言われるぐらい(笑)><いや、しゃべるだろうがっていう(笑)。そういう珍獣みたいな扱いを受けてるのが、ほんとに嫌なんですよね>と語っているが、週刊誌が面白おかしく彼のプライベートや過去を暴こうとするのは、そういった謎めいたイメージがあるというのも大きいのかもしれない。
しかし、米津はこういった現状に負けて内に内にこもろうという気はないようだ。彼は<悪意を持った人にも、片や自分のことを好きな人に対してまで、いろいろなことを思ってしまう。で、どんどん自分が孤独になっていくというか。そういう悪い、負の連鎖にだけは絶対に押し入らないようにしたいと思う>としたうえでこのように語っている。
<これからの人生は、もっとより誰かを信用していくという、誰も彼も疑わなければならないような環境にいるからこそ、より誰かを信用して生きていくってことが大事なのかなというふうに今は思います>
米津は前向きな捉え方をできているが、それでも傷ついていることは紛れもない事実だ。週刊誌のプライベート暴きに報道としての価値はあるのか、メディアは立ち止まって倫理観を見直すべきだろう。
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