のん(能年玲奈)マネージャーがテレビ局の異常性告発「オファー受けても上司や役員に潰される」

wezzy / 2019年7月21日 8時5分

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 のん(能年玲奈)に対する元所属事務所の圧力問題が再び注目を集めている。

 17日、独立した元SMAPのメンバーを番組に出演させないようジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけていた可能性があるとして、公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意をしていたと報道された。

 芸能界において圧倒的な権力をもっている芸能プロダクションによる圧力と、それにおびえる大手メディアの忖度によって、地上波テレビへの出演機会を奪われているという構図は、元SMAP独立組メンバーも、のんも、まったく同じだからである。

 そんななか、現在、のんのマネージメントを担当している福田淳氏がフェイスブックへの投稿で驚くべき告発を行った。

 福田氏は2016年からのんのマネージメントに関わっているが、それから現在の間に起きた理不尽な出来事をこのように綴った。

<この間、テレビ局の若い編成マンから本当にたくさんの素晴らしい企画、脚本などオファーを頂きました。しかし、お話が進むうちに、上司や担当役員によって突然潰されてしまうことが繰り返されてきました。
その状態が3年も続いております。
"のん"は、メジャー週刊誌などが実施する人気調査で、いまもトップ1、2を争う国民的人気女優です。ですから、先進的な企業様やアジアからも、CMの依頼が多くあり広告には出ることができています。
でも彼女は女優です。現場からの熱烈なオファーもある、のんが三年間テレビ局で1つのドラマにも出演が叶わないことは、あまりにも異常ではないでしょうか?
エンターテイメント産業も、ひとつの立派な産業であるならば、このような古い体質を変えていかなければなりません。
素晴らしいクリエーティブを作る人々が、忖度なく、正々堂々と切磋琢磨する中で、世の中の人々を楽しませ、感動させられるそんな産業になっていくことを切に祈ります>

のん(能年玲奈)が受けた嫌がらせの数々

 彼女がこのような憂き目にあったのは、NHK朝ドラ『あまちゃん』で大ブレイクした当時に所属していた事務所・レプロプロダクションが、バーニング直系の芸能プロだったからだ。

 のんはレプロとのトラブルにより独立を希望したが、すると、バーニングの子飼いメディアである「女性セブン」や「週刊ポスト」(ともに小学館)といった週刊誌によって「年上の女性に洗脳されている」と書き立てられた。



 結果的に、彼女はレプロから離れて独立することになるのだが、その際、これまで世間に認知されてきた「能年玲奈」という名前を捨て、「のん」という芸名で再スタートを切ることになる。「能年玲奈」は芸名ではなく本名であるにも関わらず、彼女は自分自身の名前を使って仕事をすることができなくなったのである。

 それだけではない。彼女はのんとしてアニメ映画『この世界の片隅に』で主演声優を務めたが、在京キー局から締め出されて映画公開のプロモーションを行うことができなかった。

 そのような締め出しは過去の資料映像にもおよぶ。テレビ番組において『あまちゃん』の資料映像を使う際には、彼女の出演シーンをカットして使用する対応が繰り返された。

 口コミを中心に爆発的な広がりを見せた『この世界の片隅に』は、興業・評論、どちらの面でも大きな成功をおさめた。しかし現在でものんは、LINEをはじめとしたテレビCMには出られても、地上波のテレビ番組には出演していない。彼女をテレビドラマで起用する局はどこにもないのだ。

 これらの圧力や忖度に関して当事者からの情報発信はなかったが、福田氏のフェイスブック投稿により、初めてのん側の内部から嫌がらせに関する証言が語られたことになる。

 ジャニーズ事務所に対して公取委から注意がなされたのは大きな前進である。同様に、芸能界や芸能メディアから公平性を奪っているバーニングにもなんらかの働きかけがなされることを期待する。

赤西仁も「圧力なのかはわからないけど忖度される事沢山ある」と発言

 ジャニーズ事務所に対する公取委からの動きには、福田氏をはじめさまざま反応が出ているが、そのひとりが元KAT-TUNの赤西仁だ。

 赤西仁は、このニュースを報じたNHKニュースのアカウントを引用RTするかたちで、このようにツイートしたのだ。

<こうゆうのが蔓延ってるから日本のエンタメがどんどんつまらなくなっていくの。
日本TVの作品もずっと同じクオリティでぐるぐる。
でも”圧力をかけている“という風に見えないように忖度を自主的にさせるように仕向けてたとしても、ちゃんと独禁法にひっかかるのだろうか?
#忖度沢山
#才能が育たない>



 インスタグラムの方では、さらに<圧力なのかはわからないけど忖度される事沢山ある>とまで言及。このように綴っていた。

<こういうのが実際日本のエンタメでいっぱいあるのならOUTでしょ。
アウトぉぉぉぉぉぉぉっ!!
#日本のエンタメの未来を明るくしたい
#実際圧力なのかはわからないけど忖度される事沢山あるお。
#あかん
#視聴者の目も肥えてるからもう騙せない時代
#上下関係って日本の素晴らしい文化の一つではあるがアートの世界であってはいけない
#貴重な若い才能を潰してしまうおん
#次世代可哀想
#あんまりネガティブなワードは文字にするとまた違って聞こえるからダメね>

 ジャニーズ事務所が放送局に働きかけたことによって、非ジャニーズ事務所の男性グループ(特に、DA PUMPとw-inds.)が、『ミュージックステーション』などの音楽番組への出演機会を奪われたとの噂は長年語られてきた。実際、「FOCUS」(新潮社)がそういった内容を報じたこともある。

 これらの歪んだ構図が日本のエンターテインメントの発展を妨げ、ガラパゴス化の一因となっている。また、エンターテインメント論は置いておいても、そもそも、会社を離れただけで同じ業界で食べて行けないように嫌がらせするような人権無視の振る舞いが公然と放置されている現状はあり得ない。

 今回の公取委による動きを受けて、理不尽のまかり通る状況が1日でも早く改善されてほしい。

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