吉本興業・岡本昭彦社長が号泣謝罪会見「処分の撤回」「全力でミーティング」

wezzy / 2019年7月23日 15時0分

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 22日、吉本興業代表取締役社長の岡本昭彦氏が記者会見を開いた。20日に宮迫博之と田村亮が急遽、記者会見を開き、吉本興業社長によるパワハラや隠蔽指示があったと暴露したことを受けてのものだ。

 会見はまず冒頭の30分で法務部長がことの経緯を説明。そして岡本社長が登場すると、「処分を撤回」
「全力でミーティングさせていただき、もし戻ってくることがあるならば全力でサポートしていければ」と話し、宮迫らと吉本興業の「契約解除」を撤回したいとした。岡本社長は一年間50%の減俸、大崎会長も50%の減俸としたという。

 そのうえで「二点、お話したい」と、岡本社長は(1)コンプライアンスの徹底、(2)芸人タレントファーストで物事を考える、ことについて展開。「この二点が徹底されてこそ吉本興業は、世界の皆様から愛され信頼される会社であり続け笑顔の絶えない社会に貢献できると考えております」と述べた。

 (1)については所属芸人がトラブルに巻き込まれそうになったとき、即座に連絡・相談可能な「コンプライアンス・ホットライン」の徹底。そして(2)については、コミュニケーション不足がすべての原因であるとして涙ながらに謝罪の弁を口にした。

「(振り込め詐欺集団との会合について)事実関係が十分明らかになっておらず、関係した芸人たちの意思がきちんと定まらないうちに会見をするとかえって芸人たちを傷つけてしまうと考えた私と、一日も早く謝罪説明をしたいという芸人さんとの意思疎通ができておらず、結果として芸人さんたちにつらい思いをさせてしまいました。すみませんでした」

「吉本興業は家族、ファミリー。芸人さんが最高のパフォーマンスをできるよう環境をつくっていかなければならなかった。ブレてないつもりだが、その思いが伝わっていなかった。私の不徳の致すところ。本人たちとのコミュニケーション不足を痛感しています」

「大切な芸人さんとのコミュニケーションが疎かになってしまっているのではないか、日々の業務に終われ彼らの思いに真摯に耳を傾けることを怠っていたのではないかと非常に反省しております。もう一度いちから見直して考えていく所存であります」

「もし彼らの気持ちが受け入れてもらえるのであれば………」

 そして岡本社長は長く沈黙し、涙を拭った。

「同じテーブルで向かい合って、彼らの思いに耳を傾け。最善の解決策をいちから考えてまいりたいと思います」

 明石家さんまや松本人志から苦言を呈されたことを涙ながらに明かし、反省の言葉を繰り返した岡本社長。だが、"コミュニケーション不足”が根本的な原因だなどと、矮小化していいのだろうか。

 宮迫と田村の会見では、社長による恫喝・隠蔽指示だけでなく、「株主」であるテレビ局と吉本興業の癒着を匂わせる話や、そもそも吉本を通したカラテカ入江のイベントでも振り込め詐欺集団をスポンサーにしていた話が飛び出しており、このあたりを自ら説明せず、「所属タレントを傷つけ、追い込んでしまったことを謝罪する会見」に終始して号泣するのは不可解だ。このあとは質疑応答に入る。

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