キンプリが新幹線移動できず…危険及ぼすファンは駆逐できるか

wezzy / 2019年8月15日 6時35分

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 7月から二度目の全国ツアー「King&Prince CONCERT TOUR2019」を開催しているKing & Prince(以下、キンプリ)。8月8日放送のラジオ『King&Prince永瀬廉のRadio GARDEN』(文化放送)では、メンバーの永瀬廉が7月26~28日に開催された名古屋公演終わりの帰京がまさかの“バス移動”だったことを明かし、ファンの間で物議を醸している。

 永瀬廉はバス移動時にイヤホンをしながら寝ようとしていたそうだが、岸優太と高橋海人が動画を大音量で流してはしゃいでいたため眠れず、「本気でキレそうになった」と笑いを交えながら明かしていた。メンバー同士の仲の良さが窺えるエピソードではあったが、コンサート終わりで疲れているメンバーが“バス移動”をしていたことを心配するファンの声も多い。多忙なスケジュールの彼らは本来ならば愛知―東京間の移動に新幹線を使うだろう。なぜバスだったのか。

 キンプリは昨年開催した初の全国ツアーで一部ファンの暴走行為が問題化していた。昨年9月22日に行われたキンプリの宮城公演で、コンサートを終えて新幹線に乗り込んだメンバーをひと目見ようとしたティアラ(キンプリファンの総称)が駅のホームに殺到。手すりによじ登って写真を撮影しようとする者や、新幹線の窓から車内を覗き込む者もいて混乱状態となり、結局新幹線は6分遅れで仙台駅を発車した。公共交通機関が遅延するという“事件”は『めざましテレビ』(フジテレビ系)でも大きく取り上げられ、迷惑行為が広く拡散された。

 ジャニーズグループでは、Hey! Say! JUMPにも同じようなファンの悪質行為が問題視されている。今年1月のツアーでは、メンバーが乗った飛行機の機内でファンが暴走。ジャニーズ事務所は公式サイト上に「公共交通機関利用マナーに関するお願い」という文章を掲載するなど再三にわたり注意喚起したが、マナー改善は見られなかったようだ。結果、Hey! Say! JUMPは今年度のツアー開催を見送っている。

 こうした状況下で今年の全国ツアーを決定したキンプリだが、公式サイトでは<マナーの改善が見られないまま2ndツアーを実施すべきか否かを協議し、King & Princeにつきましては昨年が初めてのツアーでありましたことから一定の対策を講じることで今年の全国ツアー開催を決定いたしました>と補足。マナーの徹底を呼びかけている。

 Hey! Say! JUMPの先例もあり、公共交通機関ではなくバスを利用して移動せざるを得なかったのであろうと推測できるが、ライブを終え疲労困憊の状態で長時間のバス移動は過酷だろう。キンプリはこの後、8月24日~25日に北海道、9月28日~29日に宮城、10月19日~20日に新潟での公演を控えているが、メンバーの体調を心配するファンも多い。

 そのうえ、肝心のファンマナーはさらに悪化しているようだ。7月20日の横浜アリーナ公演では、平野紫耀と神宮寺勇太が客席から水鉄砲で狙撃されたという目撃情報が多発。平野は後日、ブログで<会場で俺に水鉄砲かけた人 やめてもらっていい?笑>と苦言を呈している。その他にも、永瀬廉が腕を引っ張られていたなどといった情報もあった。

 また、8月10日の福岡公演では、コンサート中にインスタグラムの「ライブ配信」で生中継していた観客がいたという話もTwitterで拡散された。言うまでもなく盗撮・盗聴行為であり、良識的なティアラからは批判が続出している。

 再三の警告にも関わらず、ファンの“迷惑行為”が多発している状況に、来年以降のキンプリのコンサート開催を危ぶむ声も上がっている。事件や事故が起こってからでは遅い。このままでは開催中止を決断をしても、まったく不思議ではない状況だろう。

嵐ファン"アラシック"のマナーはどう変わった?

 では、Hey! Say! JUMPとKing&Prince以外のジャニーズグループのファンマナーは、どうだろうか。

 たとえば嵐は、さかのぼること2006年。ライブツアー「ARASHIC ARACHIC ARASHICK Cool&Soul」の長野公演で、コンサート終わりのメンバーが乗った新幹線に同乗したファンが大騒ぎし、一般客に迷惑をかけるという騒動が勃発した。二宮和也は、当時連載していたコラムで<もうちょっと気を遣ってくれたら、嬉しかったっす☆じゃないといい加減。キレるよ。>と吐露し、ファンを諫めていた。

 また、2010年のツアー「ARASHI 10-11 TOUR “Scene”~君と僕の見ている風景~」の東京・国立競技場公演では、チケットが取れず音漏れ目当てできた一部ファンが沿道に座り込んでゴミを散乱させたり、近くの公園で大声で歌い踊ったりと大騒ぎし、近隣住民の通報によって警察が出動する騒ぎになっている。

 デビュー20周年という活動歴の長さ、そもそもファン数も圧倒的に多い嵐だけに、他にもファンの問題行為は枚挙にいとまがない。しかし、善良なファンの働きかけによって少しずつマナーは改善してきたようだ。昨年11月に行われた「ARASHI Anniversary Tour 5×20」札幌公演では、飛行機で帰京するメンバーをひと目見ようとファンが空港に集結したものの、とても静かにお見送りを終えたという。出待ち行為自体に賛否両論あるものの、問題続きな後輩グループのファンたちに“格の違い”を見せつけた格好だ。

 こうしたアラシック(嵐ファンの総称)の動きには、2020年に活動休止に入る嵐を“有終の美”で飾ろう、とするファン心理も作用しているだろう。また、アラシックの奇行が問題視されるたびに、ファン歴の長いアラシックたちがSNSなどを通じてマナー向上を呼び掛ける、という自浄作用もあったかもしれない。

KAT-TUNは"ハイフン"と熱いラップバトルを繰り広げる!

 活動歴18年を迎えるKAT-TUNは、メンバーとファンの特異な関係性が話題だ。現在、全国ツアー「KAT-TUN LIVE TOUR 2019 IGNITE」真っ最中のKAT-TUNだが、8月9日~11日の横浜アリーナ公演では、上田竜也が女性ファンをステージに上げ、熱い“ラップバトル”を吹っ掛けるという一幕があった。

 この時、会場に集まった約1万5000人のハイフン(KAT-TUNファンの総称)は一丸となって女性を応援し、会場内には「負けんなー!」「(上田を)倒せー」などと声援が飛び交っていたそう。上田とラップバトルを繰り広げた女性ファンがTwitterに降臨し、臨場感たっぷりにその感想をレポートしており、話題となった。

 KAT-TUNも一部の“ヤラカシ”と呼ばれるストーカーじみたしつこいファンに各メンバーが困らされてきた歴史を持つ。しかし様々な苦難を乗り越えてきた今のKAT-TUNと、何があっても彼らを支えようとするハイフンの絆はとりわけ固いのかもしれない。

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