ディーン・フジオカを輝かせるフジテレビドラマ~『モンクリ』『レミゼ』そして『シャーロック』

wezzy / 2019年10月1日 6時35分

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 10月から各局一斉にスタートする秋ドラマ。中でも筆者の注目は10月7日から放送される、ディーン・フジオカ(39)主演の月9ドラマ『シャーロック』(フジテレビ系)だ。

 昨年4月放送の『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(同)、今年1月放送『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』(同)に続く、おディーン様を主人公に据えたフジテレビ系ドラマとなる本作は、やはり過去2作と同じように原作が海外の有名な古典や小説である。

 とはいえ舞台は海外ではなく、いずれも現代日本での話に落とし込み、人物相関図や設定なども日本での出来事に置き換えている。その世界観にディーン・フジオカはなぜか異様なほどしっくり馴染むのだ。

 朝ドラでブレイクしたものの、『モンクリ』以前のおディーン様は、やや低迷していたように思う。“どの役も同じ”といった評価や、視聴率が大爆死するなどという悲しい声まであり、制作側も彼を持て余していたように見受けられた。しかしフジテレビは彼のキャラクターをフルに活かす方法を見出したのではあるまいか。

 おディーン様が主演であったり、またはその相手役である場合のドラマや映画には法則がある。これまでディーン・フジオカが主演を務めてきたドラマは、「やたらと外国語を話すシーンがある」「中国武術を活かすアクションシーンが差し込まれる」「主題歌を作詞作曲し、自分で歌う」「頻繁に更新するインスタでもマルチリンガルぶりを見せる」などの共通項が多いのだ。今回もおそらくそうなるだろう。

 まず大前提として、おディーン様は5カ国語が話せるマルチリンガルを売りにしているだけでなく、映像制作、楽曲制作……なんでも自分でやってしまうマルチプレイヤーでもある。

 それだけではない。おディーン様がモデルとして芸能界のキャリアをスタートしたのは知られている話だが、その経緯が「2004年、香港のクラブにおいて飛び入りでラップを披露していたところ、客席にいたファッション雑誌編集者にスカウトされる」(Wikipediaより)というにわかには信じがたいシンデレラストーリーなのだ。

 その出典はおディーン様本人が語っているインタビュー記事で、彼は「クラブでマイクを持って、皆の前でパフォーマンスみたいなことをしてたんです。ある日、ファッション誌の方が来てて、終わった後で『君は一体誰なんだ? 何をやっているんだい?』という話になり、ぜひ一度うちの雑誌でモデルをやってみないかというお話をいただいて、『はい!ぜひ挑戦させていただきます』と(笑)」と述懐している。ともかくそういうわけで、ディーン様は「ラップもできる」「歌も歌える」。

 おディーン様が「妥協を良しとせず、とことん追求する性格」で「食にもこだわりや美学がある」ことは、インタビューやバラエティ出演時のトークでおなじみだが、一言で言えばクリエイター気質なのだ。ゆえに、彼が関わる作品はディーン色に染まる。



 すでに『シャーロック』のインスタでは撮影風景が投稿され、現場でおディーン様の誕生日を祝う写真などもアップされている。このアカウントは『モンクリ』から引き継がれているもので、『レ・ミゼラブル』放送時にもアカウント名を変更しそのまま運用。そして今、アカウント名は『シャーロック』に変わり、続いている。この3作品はやはり“世界の名作を日本版に落とし込み、おディーン様が主演を演じる”というスタイルの、ひと続きのシリーズであることがわかる。

 『シャーロック』は、もはや説明不要、アーサー・コナン・ドイルによる超有名小説「シャーロック・ホームズ」が原作。これも『モンクリ』『レミゼ』同様、現在の日本だ。東京を舞台に、シャーロックにあたるフリーランスの犯罪捜査専門コンサルタントの誉獅子雄(ディーン様)と、ワトソン君にあたる精神科医・若宮(岩田剛典さん)が難事件を解決していくのだという。ミステリー好きは必見だ。初回は30分拡大版で放送される。

 ドラマのサイトにはまだ人物相関図やあらすじがアップされていないが(9月27日現在)、インタビュー記事には、「ディーン・フジオカさんが天才かつ危険な探偵“シャーロック”に!」との気になる見出しがある。危険……おそらくアクションシーンが多めだろう。

 そして早速充実しはじめている『シャーロック』のWikipediaページには、誉獅子雄のプロフィールが。「幼少から犯罪心理や人間の罪について興味を示してきたことが発端となり、学生時代には不可解な事件をいくつも解決に導いた実績がある。しかし、その内面には常に危うさが潜んでおり、一歩間違えれば犯罪者に成りかねない危険性を帯びている」と、相変わらずの“アリエナイ設定”が光る。おそらく英語をたくさん喋るシーンがありそうだ。

 『モンクリ』は共演陣の怪演も含め大いに話題となった傑作ドラマだが(数字はさておき)、『シャーロック』も伝説の名作と化すのだろうか。放送前から期待が高まりまくる。

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