三浦春馬さんの「遺書」と「強制帰国命令」を所属事務所が否定

wezzy / 2020年9月5日 19時40分

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 三浦春馬さんの四十九日を迎えた9月4日、所属事務所であるアミューズは、三浦さんが亡くなった当日の状況や、週刊誌等の報道について否定するコメントを発表した。

 まず、当日の状況に関してスポーツ紙などでは「ドラマの撮影現場に三浦さんが来ないことを不審に思ったマネージャーが三浦さんの自宅を訪ねた」と速報が打たれていたが、正しくは、約束の時間にマネージャーが自宅まで三浦さんを迎えに行ったものの、メール・電話の返信が来なったため、管理会社に連絡し、自宅のドアを開けてもらったそうだ。

 また、三浦さんの部屋に残されていたノートには彼の苦悩が綴ってあり、これを“遺書”だと伝える週刊誌は多かった。しかし事務所側は、件のノートに自死の原因や動機に結びつくような記述はなく、遺書ではないと否定した。

 三浦春馬さんは2017年にイギリスへ短期留学をしているが、「事務所に強制帰国させられ泣いていた」というルームメイトの証言があり、事務所のマネジメント体制を批判する向きも強かった。事務所側はこれも「事実ではない」と否定している。

 留学先での三浦さんの様子を明かしたのは「文春オンライン」の7月23日付記事だ。記事の内容は、留学先で三浦さんとルームシェアをしていた中国人男性が、2017年に中国のコミュニケーションプラットホームに綴った日記を日本語に訳したもの。三浦さんが泣いていたため理由を尋ねると、「日本の所属事務所から早く帰ってきて仕事をするように言われている」と答えたと、当時の状況が詳しく記述がされていた。

 そのため、ネット上では「個人の日記で嘘を書く必要はないのだから、強制帰国させられたのは信憑性が高そう」「ならどうして春馬くんは死んでしまったの?」など、事務所の声明に対して不信感を叫ぶ声が今も止まない。

 「どうして死んでしまったのか」――それを知る人は誰もいない。三浦さんが亡くなって以降、控えていた仕事の多さに明るみになり、「働かせすぎだったのでは」との批判も噴出し、やはり事務所批判に繋がってもいた。

 だが、一部のタレントに仕事が集中してしまうことは、アミューズだけでなく芸能界全体の構造的な問題といえる。残された人々が業界全体の構造を見直し、改善していくことが供養にもなるだろう。

 ストイックで役にのめり込むタイプの役者だった三浦さんにとって、次々と舞い込む仕事は心身共に負担であったのかもしれないが、亡くなってしまった今は、残してくれた作品で彼を偲ぶしかない。三浦さんが最後に撮影していたドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)は、9月15日から4話完結で放送される予定だ。

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