『笑ってはいけない』終了へ? 松本人志「今年はやらない」、差別的演出への批判も

wezzy / 2021年1月7日 19時0分

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 松本人志が『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の大晦日特番「絶対に笑ってはいけない」シリーズに関して「今年はやらない」と発言し、波紋を呼んでいる。

 2021年1月5日、松本人志はTwitterにて、J-CASTニュースが配信した『「笑ってはいけない」松本人志・浜田雅功が再び仕掛け人側へ!? 隠せぬ老化、そして後任は...』というタイトルの記事URLを投稿した。

 当該記事は、2020年大晦日放送『絶対に笑ってはいけないGo Toラスベガス24時!』における若手芸人たちとの対決ゲームコーナーでのダウンタウンを批判する内容。身体の柔軟さや反射神経が必要とされるゲームで松本と浜田は思うように動くことができず、SNSではふたりの「老化」を指摘する声もあったと説明している。

 そのうえで、2021年に58歳になるダウンタウンがこれ以上「絶対に笑ってはいけない」シリーズを続けるのは難しいのではないかと主張。笑いを我慢するプレイヤーではなく、「笑わせる」側としての出演に切り替えた方が良いのではないかと書いていた。

 松本は、<えらい言われようやな… 歳をとる事が罪ですか? 今年はやらないので勘弁して下さい>とのコメントをつけて記事URLをツイート。ファンからは「今年もしていただきたいです」といったリプライが多数寄せられている。

「架空のハーフタレント言い合い対決」に人権侵害と批判

 人間誰しも年をとり、柔軟性や反射神経は衰えていく。そうした部分をあげつらう記事内容は確かにおかしい。

 だが一方で、「絶対に笑ってはいけない」シリーズの演出が時代にそぐわなくなっていることも間違いないだろう。

 2020年放送の同番組では「架空のハーフタレント言い合い対決」というコーナーがあった。控え室で、ダウンタウン、ココリコ、月亭方正の5人がリラックスしている間、松本が月亭方正に対して架空のハーフタレントの名前を言い合うゲームを提案した。失敗したら掛け金を相手にとられるというルールの対決である。

 「ヘンリー・ササタキ」「ジェームス・ノダ」「ミナージョ・ヨシカワ」といった架空の名前が次々と飛び出し、5人は大笑い。何度も罰ゲームのケツバットを食らうのであった。

 この演出に対してネット上では「少数派を面白おかしくいじってとるお笑いなんていい加減やめませんか」「人の名前をネタ化して笑うのは人権侵害」といった意見が多く出た。

 「絶対に笑ってはいけないシリーズ」では過去にも差別的な演出があり問題化している。2017年の放送で、エディー・マーフィーに扮するため浜田が顔を黒塗りにした演出があったのだ。これは黒人差別にあたるとの批判を受け、日本国内のメディアのみならず、ニューヨークタイムズやBBCといった欧米のメディアでも取り上げられる事態となった。

 あれから3年が経ったが、松本をはじめとした出演者や、番組スタッフは今も当時と同じ意識でいるのだろうか。



 そもそも2020年の「絶対に笑ってはいけない」は放送前から波乱含みだった。

 11月17日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)が、番組内のコントで芸能活動自粛中のアンジャッシュ渡部建が復帰する予定だと伝えると、世間は猛反発。

 松本は『ワイドナショー』(フジテレビ系)で説明を余儀なくされ、<あの番組は、誰がゲストでどこで出てきて何をするのか、我々は知りたくない。ずっとドッキリを仕掛けられる受け身の側だから><収録前にネットニュースで知らされるって。考えられない>などと話した。

 結果的に渡部はこれまで避け続けてきた記者会見を開いてスキャンダルを謝罪することになるが、松本は会見が始まる約1時間前にTwitterに<あえて会見の前に。。。オレと渡部の共演は当分無いと思うよ〜>などと牽制とも受け取れる文章を投稿。

 渡部は「絶対に笑ってはいけない」に関して、記者から出た「オファーの有無」「すでに収録は終えているのか」といった質問すべてに口を閉ざした。

 結果的に渡部のシーンが放送されることはなかったが、この騒動について『ワイドナショー』で話す松本は不快感をあらわにしていた。情報解禁前に渡部について漏らしたのは一体誰なのか、日テレ局内では犯人探しもあったようだ。

 それでもこの大晦日特番は高視聴率をキープし続け、2006年から続く長寿シリーズながら、いまだにドル箱コンテンツの地位を保っている。最新作も18時半からの1部で17.6%、21時からの2部で14.1%の世帯視聴率を記録し、民放局ではトップの数字を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 日本テレビとしては当然、続行を希望しているだろう。松本の放った<今年はやらない>という言葉の真意は果たして。

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