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暑い夏の赤ちゃんの眠り~寝汗でびっしょりだけど大丈夫?

Woman.excite / 2015年8月15日 6時15分

暑い夏の赤ちゃんの眠り~寝汗でびっしょりだけど大丈夫?

日々すくすくと育ち続ける赤ちゃん、移り変わる季節、それに合わせて赤ちゃんの眠りの悩みはつきないもの。今回は夏になると特に気になる「赤ちゃんの寝汗」について一緒に考えてみましょう。

赤ちゃんの寝汗のメカニズム
夏の夜、赤ちゃんは寝汗でびっしょり! 「暑い?」「脱水症状にならない?」「汗が冷えて風邪ひいちゃう?」などママの心配はつきませんね。でも、そんなに心配しなくても大丈夫! 赤ちゃんがたくさん寝汗をかくのは自然なことなのです。


© BillionPhotos.com - Fotolia.com


体には眠りに入るために深部体温を下げるというしくみがあり、汗をかいて皮膚表面で蒸発させることで放熱し体温を下げています。ちなみに眠くなると手足がポカポカするのも、このしくみによるものです。

そして、赤ちゃんの体温調節機能は発達途中。周囲の温度の変化に影響されやすく、気温が高ければ汗をたくさんかいて体温を下げる必要があります。これが、赤ちゃんがたくさん寝汗をかくメカニズムです。

赤ちゃんの眠る環境は特別に整える必要はあるの?
突然ですが、皆さんは赤ちゃんを迎えるまでどのような環境で寝ていましたか?

眠りが乱され、朝起きた時にはぐったりする暑さや寒さの中で寝ていましたか?

目覚めが悪く、明らかに睡眠の質を下げているような環境ならば、何かしらの対処をおすすめしますが、ある程度、温度などを調節して「大人がぐっすり眠れて、気持ちよく目覚められる環境」であれば、赤ちゃんも同じ環境で寝ていて大丈夫です。

ママがしてあげられることは?
ですから、扇風機などで部屋の空気循環を促し、必要に応じて冷房を使用するなど、汗が蒸発しやすく体温がスムーズに下がり入眠しやすい環境を整えてあげたら、「寝汗の心配」「眠りの質」をそれほど心配しなくても大丈夫。

その時に注意が必要なのは「扇風機の風向き」と「冷房の温度」。直接、風に長時間あたると体が冷え過ぎてしまうし、寝汗をかかせたくないと部屋の温度を下げ過ぎると、赤ちゃんの発汗の練習機会を奪うことになりかねませんのでほどほどに。


「寝冷え」「あせも」が気になる場合は、着せすぎに注意し、背中と服の間にタオルを挟んでおき、寝入って汗が落ち着いたころにそっと抜いてあげましょう。

脱水の心配については、夜間授乳があれば水分は足りています。夜間授乳がない場合も寝る前に水分をとっていれば、夜間に起こして水分をとらせる必要はありません。

ですが「暑いのに汗をかかない」「体が熱い」「いつもより呼吸が速い」などの異常を感じたら熱中症の疑いもあります。

部屋を涼しくする、水分補給、太ももの付け根・腋の下・首の後ろを冷やすなどの対処をしてください。熱中症の初期症状・対処法を知っておくと慌てずに対処できますね。

■まとめ
赤ちゃんが寝汗をたくさんかくのは自然なこと。
朝起きた時に「大人が気持ちよく目覚められる」「赤ちゃんが極端に不機嫌でないか」を夏の夜の心地よい環境の目安にしてみてください。
(眠り研究所)

参考資料
環境省の熱中症対策マニュアル 3-2高齢者と子どもの注意事項
(赤ちゃんの眠り研究所)

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