方位に秘められた吉と凶…うまく見極めたら「持ってる」人に転換

こんにちは！ Dr.コパです。毎週のコラムにもたびたび登場している言葉ですが、風水には「吉方位」という考え方があります。今回は、風水を生活に取り入れる一歩として、あらためて風水で大切な方位についてお話しようと思います。

方位に秘められた吉と凶…うまく見極めたら「持ってる」人に転換

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■最初の一歩！　吉方位と凶方位の認識
人はその生まれ年によって、それぞれ「本命星」というものを持っていて、吉方位はそれによって決まってきます。吉方位とは、その時にそこに行くと、あなたにとってプラスになる方位のことです。「そこに行けば100パーセントよいことが起こる」というものではありませんが、その方位に行けば自分を生かせる確率が高くなったり、よい影響を受けたりできるということです。

逆に「凶方位」というものもあります。これは、その環境では自分のよさが発揮できない、悪い影響を受けるような相性の悪い方位ということになります。もちろん、凶方位だから必ず悪いことが起こるというわけではありませんが、自分にとって悪いことが早くに出てしまうということです。

吉方位、凶方位については、こんな解釈もされています。すなわち『吉方位はその人についている守護神がパワーを発揮しやすく、凶方位では守護神の力が弱まってしまう』というもの。


■方位の吉凶の秘密
ところでなぜ、方位に吉凶などというものがあるのでしょうか。東西南北それぞれの方位には「五行の元素」というものがあります。それぞれ、木・火・土・金・水といい、風水では、これを幸せの源であると考えています。

木・火・土・金・水は、自然界の連鎖を表しています。すなわち、気が燃えて火になり、火は灰となって土に帰り、土の中で金属を精製し、その金属が大気に触れると水滴がつき、その水が木を育てる。

この五行の元素は目に見えるものではありませんが、いってみれば幸せの元素になるでしょうか。この元素たちは、東西南北などの八方位に分散されて、たまっています。元素のそれぞれが、それぞれに居心地のいい方位にたまるのです。

木は東、東南に宿り、火は南に宿ります。土は東北、中央、南西に宿り、金は北西、西に。水は北に宿るといった具合です。

これとは別に、私たち人間も五行の元素を持っています。これはそれぞれの本命星によって決まるのです。五行のすべての元素がそろっているのがベストですが、普通は3つか、どんなに多い人でも4つまでしか持っていません。

でも、自分に足りない元素がたまっている方位へ移動することによって、その元素を補うことができます。これがすなわち吉方位なのです。ただ、方位のパワーは、星の位置によって月ごと周期的に変化しますから、吉方位・凶方位はその年ごと、月ごとで変わってきます。

■吉凶方位を意識するだけで、幸福は近くなる！
社会生活を送っていると、常に吉方位ばかりを選んで移動するのは、現実的ではありませんが、ここ一番というとき、節目となるような重要な出来事があるときは、凶方位を避け、吉方位に移動するように心がけることが大切です。

特に気を付けたいのは、引っ越し、住み替え、旅行、大事な営業などのとき。また、車や大きな家具など長く使用するものも、できるだけ吉方位の店で買った方がよいのです。

どうしても凶方位に行かなくてはならないときは、一度吉方位の方向へ行ってから、凶方位へ移動するようにすれば、まだパワーダウンを防ぐことができます。それから、できれば凶方位ではお金を使うように心掛けたいですね。お金を使うことによって凶作用を流すことができるのです。

いかがでしたか？ 「そんなのいちいち考えていたら、行動が制限されて面倒くさい」と思うかもしれませんが、手間を惜しんでいる間は、幸せはなかなか近付いてきてくれません。人間、不幸になるにはなんの努力もいりませんが、幸せになるのは努力のいることなのです。ぜひちょっとだけでも、日々の生活でも意識してみてくださいね。

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(Dr.コパ)